2015-06-02
J-オイルミルズ 大橋健二シェフ による
「マイスター洋菓子講習会~大橋菓子の真髄~」を開催
当工業会賛助会員の株式会社J-オイルミルズ(楳田純和代表取締役社長/東京都中央区)マーガリン事業部では、3月17日(火)同社テクニカル・アドバイザリー・センター(東京・港区)にて、夢菓子工房ププリエ(埼玉県東松山市)代表取締役の大橋健二氏を講師に迎えた講習会を開催、『ジェニュイン』並びに『デリシア』を効果的に使う方法をテーマに、5品のデモンストレーションを披露した。
講習の中で大橋氏は「僕自身、バターの代わりは無いと考えていたが、数年前にデリシアを使って考えが変わった。もちろん“バター100%でなければ”という製品もあるが、バターの数割をこうした油脂素材と置き換えることで、若いスタッフにも失敗なく作れ、味の面でも遜色ない製品が作れる。合理性と美味しさのバランスを計り、最終的にはお客様が納得できることが大切」とコメントした。
■グランマスタージェニュイン、ジェニュインシート ヨーグルトに似たマイルドな発酵風味を持つスイス産発酵バターを40%配合したコンパウンドマーガリン。ソフトな発酵バターの風味とコクが焼き物の風味を差別化し、焼き物に最適なクリーミング性と乳化性で安定した生地作りができる。姉妹品の『ジェニュインシート』は、コシを強くし、伸展性に優れるように設計されており、パイ生地やデニッシュペストリーなどに最適。 ■マイスターデリシア 水の代わりにカルピス社のバターミルクを25%配合した製菓用ファットスプレッド。香料を使用していないため、自然な乳風味が特長。口溶けが良くバタークリームにも適している。 |
2015-05-11
フランス文化を識る会
第45回 現代フランス製菓技術特別講習会のお知らせ
フランス文化を識る会(倉重眞琴会長/東京都港区)では、以下の概要でフィリップ・プリュドム氏による標題の講習会を開催する。 プリュドム氏は1980年生まれ。フランス、ラ・ロッシュ=シュル=フォロンにてサロン・ド・テを併設したパティスリー『ラ・ボンボニエール』を自営している。講習会では、ショコラ、タルト、アントルメ、ギフトに適したガトー・ド・ヴォワヤージュやフール・セック、ガトー・サレ、デセール・ア・ラシェットのデモンストレーションを行う予定。詳細はフランス文化を識る会まで問い合わせのこと。
■講習概要 第1講習会(2日間):5月11日(月)・12日(火) 午前9時~午後4時 第2講習会(2日間):5月13日(水)・14日(木) 午前9時~午後4時 会 場 :一般社団法人日本洋菓子協会連合会「洋菓子会館」3F講習室 住所:東京都世田谷区池尻2-21-14(池尻大橋駅より徒歩4分) 講習費用 :38,000円(2日間/テキスト代・消費税含) ※4日間の内、都合の良い2日間を選んでの受講も可 ※1日間のみ(20,000円)の受講も可 |
申込み・問合せ:フランス文化を識る会 URL:http://www.acfrance.com
TEL.03-3446-4551 FAX.03-3446-4821 E-Mail: acf@mx8.ttcn.ne.jp
2015-05-11
内海会
若きパティシエに向けたアメとチョコレート細工の基礎と応用
内海会(横田秀夫会長)は、2月25日に正栄食品工業株式会社2階にて、標題の講習会を行った。
これは4月6日に行われる内海会ジュニア技術コンクールを目指す、若いパティシエに向けて毎年行っているもので、今年は新たに「チョコレートを主体にしたピエスモンテ部門」を設けたことに伴い、チョコレート細工の講習も実施した。
講師は同会理事でグランドハイアット東京の金子浩氏と、同じく同会理事でクラブハリエの山本隆夫氏が務めた。金子氏はアメ細工ピエスモンテと、アントルメ「Café(カフェ)」を、山本氏はチョコレート細工とボンボンショコラ「Figue Rouge(フィグ・ルージュ)」の実演を行い、技術のみならず世界大会で得た経験を惜しみなく披露した。
講習終了後の挨拶で金子氏は「砂糖について、ここまで深く掘り下げて考えるのはコンクールに挑戦するからこそ。菓子作りに役立つ技術や、横のつながりなど得られるものも多い」と述べ、山本氏は「まずは1回挑戦することで、自分の立ち位置がわかるし、コンテストの苦労は、仕事に役立ち生きてくる。やらない理由を探さずに、まず1回挑戦して」と会場に集まった120名の受講者を激励した。
講習終了後には受講者と講師・スタッフを交え懇親会が行われた。
2014-12-09
農林水産省主催 「日本食文化・食産業交流フォーラム」inベトナムで、
ブールミッシュの吉田菊次郎氏、関東混合機工業の林孝司氏らが講演(2014年12月8日開催)
昨年12月8日(月)ベトナム・ハノイのニッコーハノイホテルで標題のフォーラムが開催され、当工業会常任理事の吉田菊次郎氏((株)ブールミッシュ代表取締役社長)、関東混合機工業株式会社代表取締役社長の林孝司氏、日経レストラン編集長 戸田顕司氏の3氏が講師を務めた。
このフォーラムは、アベノミクスによるクールジャパン政策の一環となるもので、テーマは『安全・安心・美味しい「日本発洋菓子」とそれを支える高度な設備』。
第1部では日経レストラン戸田編集長が「世界に広がる日本食のトレンド」、ブールミッシュ吉田社長が「日本発の洋菓子作り:安全でおいしいお菓子作りの秘訣」、関東混合機工業の林社長が「安心して食べられる日本の洋菓子作りを支える日本クオリティの食品機械・厨房機器」のテーマでそれぞれ講演し、第2部では上記3名の講演者にベトナムから一名が参加して『ベトナムの安全・安心な食生活確保と食産業成長のために日本ができること』のテーマでパネルディスカッションと質疑応答が催された。
フォーラムには、ベトナムの政府関係者や実業家、日本大使館員らが参加。会場内ではブールミッシュによるパティスリーやコンフィズリーの展示・試食も行われた。
この模様は、ベトナム国営テレビが取材に訪れ、その日の内に放映されて、大きな反響を呼んだとしている。
2014-10-03
農研機構
第11回 果樹研フルーツセミナー「果物をもっと手軽に! 簡便な食べ方の提案」を開催
独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構(通称:農研機構)果樹研究所は、10月31日(金)に南青山会館にて標題のセミナーを実施した。
開会の挨拶に続き、株式会社ローソン 商品本部本部長補佐兼ベーカリー・デザート部長の鈴木嘉之氏による「ローソンのフルーツ商品開発とこれから」と題して講演が行われた。“プレミアムロールケーキ”の生みの親と知られる鈴木氏は、「潜在需要やニーズを知り、顕在化するための見極めが大事。同時に商品を分ってもらうための『伝える力』が必要だ」と述べ講演を締めくくった。
次に、果樹研究所 品種育成・病害虫研究領域長の山田昌彦氏による「手軽に食べられる果樹新品種の紹介」の講演が行われ、新品種開発における7つの目標について説明し、その取組みで誕生した新品種を紹介した。
続いて、以下の新品種・新技術紹介が行われ、展示ならびに試食・試飲が行われた。その後、出展者と演者による総合討議が行われた。
今回は初の試みとして、午前中にカキの育成系統求評会を実施し、品種選抜におけるひとつの要素として活用すべくアンケートを実施した。農研機構では今後も国産果物の消費拡大を図るべく、生産から流通、消費に至る幅広い関係者の交流を通じて農食ビジネスの拡大につなげていく。
今回紹介された新品種・新技術紹介 |
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リンゴ新品種「もりのかがやき」、「ルビースイート」、「ローズパール」 |
農研機構果樹研究所 |
リンゴ新品種を使ったフレッシュジュース |
(株)青木商店 |
ニホンナシ「王秋」 |
JA鳥取中央東郷梨選果場 |
ニホンナシ「王秋」を使ったサラダ |
デザイナーフーズ(株) |
ニホンナシ新品種「甘太」 |
農研機構果樹研究所 |
カンキツ及びカキ果実の酵素はく皮 |
農研機構果樹研究所 |
ぽろたん焼き栗のレトルト |
茨城県工業技術センター |
ブドウの果粒パック |
粒ブドウ生産流通研究コンソーシアム |
スモモ新品種及びスイーツケーキ |
未来フルーツ新素材発見!プロジェクト |