2018-05-14
フランス文化を識る会
第49回 現代フランス製菓技術特別講習会のお知らせ
フランス文化を識る会(倉重眞琴会長/東京都港区)では、下記の概要でMOFセルジュ・グランジェ氏による講習会を開催する。セルジュ・グランジェ氏(1953年生まれ)は、50年の実績を持つ卓越したアルティザン・パティシエとして知られ、講習会ではフランス菓子とショコラ(ロワール・エ・シェール地方の菓子を含む)の伝統的な製法が披露される。
■開催概要 第1講習会(2日間)5月14日(月)・15日(火) 午前9時〜午後4時 第2講習会(2日間)5月16日(水)・17日(木) 午前9時〜午後4時 会 場 (一社)日本洋菓子協会連合会「洋菓子会館」講習会場 講習費用 38,000円(2日間/テキスト代・消費税含) ※4日間の内、都合の良い2日間を選んでの受講も可 ※1日のみ(20,000円)の受講も可 |
申込み・問合せ:フランス文化を識る会 URL:http://www.acfrance.com
TEL.03-3446-4551 FAX.03-3446-4821 e-mail: acf@mx8.ttcn.ne.jp
2018-04-11
みんなのプロジェクト
ピュラトスジャパンにて、プロの技を学ぶチョコレートトレーニングイベントを開催
株式会社オノフ(安宅正晴代表取締役/東京都渋谷区)が運営する「みんなのプロジェクト」(※)は、2月7日(水)ピュラトスジャパン株式会社の協力の下、みんなのプロジェクトメンバー限定で「心への贈り物 チョコレートトレーニング」と題するセミナー形式のイベントを開催した。
ピュラトスジャパン 東京イノベーションセンターで開催されたイベントでは、ピュラトスジャパンによる「カカオ・トレース」のプレゼンテーションや、ボンボン・ショコラのデモンストレーション、インスタ映えする写真の撮り方講座などが行われた。
第1部の「カカオ・トレース」では、始めに、消費量の伸びに対して生産量の減少が危惧されているチョコレート業界では、カカオ農家を支える事が課題となっていると説明。ピュラトスジャパンによる取り組み「カカオ・トレース」は、カカオの栽培・発酵・乾燥までに至る適切な指導や生産者への価値の分配(収入の増加)を通じて、カカオの質を高めると同時に生産量を増やし、カカオ栽培を持続可能で魅力ある農業とするためのものであると解説した。こうして生産されたカカオを原料とした「未来につながるチョコレート」(タブレット)は、フルーティーなアロマと力強いカカオ感が特徴で、1枚につき10円が生産者に還元されるという。
続く第2部では、ピュラトスジャパン・チーフデモンストレーターのヨリス・バンヘー氏が、「未来につながるチョコレート」(ショコランテ・ガーデナー・ダーク72%)を使用した2種類のボンボン・ショコラのデモンストレーションを披露。温度管理の大切さなどを説明し、マーブル台の上でのテンパリングなど、プロの技を行う度に歓声が挙がった。
※みんなのプロジェクト:企業と消費者をつなぐ共創マーケティングコミュニティ。社会参加意欲の高い女性が多くメンバー登録し、各企業がみんなのプロジェクト上で繰り広げるマーケティング活動への関与を通して、各企業へのエンゲージメントを強化している。 URL:https://minproject.jp/
2018-03-08
クラブ サブルーズ
製菓技術講習会開催のお知らせ
クラブ サブルーズでは、毎年恒例の講習会を右記の概要で開催する。講師には、東京・新宿のNEWoManにある「ジャニス・ウォン」のシェフ河崎賢司氏を招く。
シンガポールに本拠地を置くジャニス・ウォン氏は、2013年、14年に英国・ウィリアムリードビジネスメディア主催「アジアベストレストラン50」にてアジア最優秀ペストリーシェフに選出された注目の若手。河崎氏は、「サバティーニ・ディ・フィレンツェ」(東京都中央区)で料理人としてのキャリアをスータトし、「アンティカ・オステリア・デル・ポンテ」(同千代田区)でパティシエに転身後は、ミラノ本店で修業。帰国後は、「アルマーニ リストランテ銀座」・「HIDE YAMAMOTO」でいずれもエグゼクティブシェフとして尽力。現在は、日本初出店となる同店舗で、その世界観を表現すべく奮闘中。
■講習概要 日時:2018年4月24日(火)9:30~17:00 会場:ドーバー洋酒貿易(株)講習会場 受講料:8,000円(昼食・テキスト込) |
■問合せ:アルカイク 高野 TEL.048-298-6727 |
2018-03-08
カルピジャーニ・ジャパン ジェラートの本場イタリアで日本語によるジェラート講習会を開催
~カルピジャーニ ジェラートユニバーシティ in ボローニャ~
当工業会賛助会員のカルピジャーニ・ジャパン株式会社(ロレンツォ・スクリミッツィ代表取締役社長/東京都世田谷区)は、昨年11月、イタリア・ボローニャのカルピジャーニ ジェラートユニバーシティ(カルピジャーニ本社内)にて、日本語によるジェラート講習会を開催、日本からは7泊9日のツアーが企画され、初心者から製造経験者、ベテランまで13名が参加した。
講師は、ジャンパオロ・ヴァッリ氏、ステファノ・タルクィニォ氏、アンドレア・デ・ベリス氏が担当し、最初の2日間でジェラート及びシャーベットに関わる原材料・構成要素などについての講義と実践研修を、3日目にはヴァッリ氏によるガストロノミック・ジェラートの実演及び五感を使ったジェラートの分析・実践研修が行われて好評を博した。また4日目の講習はデ・ベリス氏が担当し、アントルメ・グラッセのデモンストレーションと実践研修が行われた。
最終日にはフィレンツェ市内の4店舗のジェラートショップを視察した他、期間中にはジェラート・ミュージアムや、前衛的なフレーバーを研究しているアンテナショップ「ジェラテリア・カルピジャーニ」を見学した。
参加者は有意義な5日間を過ごし、今後もさらにジェラート及びその食文化について深く学びたいとの感想が寄せられている。
■問合せ:カルピジャーニ・ジャパン(株) TEL.03-5779-8850 FAX.03-5779-8853 |
2018-03-08
イタリア料理アカデミー東京 ジェラートセミナーを開催
~CGUインストラクター 茂垣綾介氏が、ジェラートの歴史と多様性を紹介~
イタリア料理アカデミー東京は、昨年11月30日(木)イタリア大使館貿易促進部(東京都港区)にて、『ジェラートの世界へようこそ:歴史から最新トレンドまで』と題したセミナーを開催、CGU(カルピジャーニ・ジェラート・ユニバーシティ)インストラクターの茂垣綾介氏(ジェラテリア・アクオリーナ/東京・祐天寺)が講師を務めた。
セミナーでは、始めにイタリア大使館貿易促進部のルイジーナ・チローネ部長補佐、イタリア料理アカデミーのエマヌエラ・オリギ氏、イタリア大使館経済・商務部副部長のトンマーゾ・デルコレ一等書記官がそれぞれ挨拶し、3部構成のセミナーがスタートした。
第1部では「ジェラートの歴史」を映像と共に振り返りながら伝統と近代の技術革新を紹介。続く第2部では、ジェラートの基礎知識や製造工程等を実際のデモンストレーションを交えながら説明し、デモンストレーションでは、IGP(保護指定地域表示)産のヘーゼルナッツを使用したジェラートを製造して試食を供した。
第3部では「ジェラート文化の広がり」のテーマの下、最新のトレンドとジェラートの多様性を紹介。パティスリーで幅広く採り入れられ、需要を伸ばしている“アントルメ・グラッセ”を始め“ビーガン向けのジェラート”や“ガストロノミック・ジェラート”を紹介した。デモンストレーションでは、料理に使う食材をジェラートにして提供する“ガストロノミック・ジェラート”のデモンストレーションの実例として、カボチャのペースト、塩、オリーブオイル、オレガノを敷いたカップにパルメザンチーズのジェラートをのせたアミューズ(前菜)風ジェラートを試食として振る舞い、イタリア料理に精通する参加者たちの好評を博した。