当工業会賛助会員の池伝株式会社（池田宗義代表取締役社長／東京都港区）は、2023年6月に、徳島県産の木頭ゆずを使用した「DI木頭ゆずピューレ」と「DI木頭ゆずペースト」を新発売した。木頭ゆずは、徳島県産品で初めてGI「地理的表示保護制度」に登録され、1977年に果樹として初めて「朝日農業賞」を受賞した日本でも有数の柚子ブランド。
　「DI木頭ゆずピューレ」は、木頭ゆずが持つ豊かな風味がさらに際立つよう、使用部位を果汁と果皮に限定して作ったピューレ。えぐみが少なく、生の果実のような爽やかな香りと酸味を表現できる。
「DI木頭ゆずペースト」は、ゆずの種・皮・果汁を全て使い、奥深い香りや苦みを丸ごと閉じ込め、その美味しさを余すことなく味わうことができる。冷凍状態でも固くならないので、使いたい量だけ取り出すことが可能。
　2023年1月にフランス･リヨンで行われたクープ･デュ･モンド･ドゥ･ラ･パティスリーでは、日本代表チームが強豪国フランス･イタリアをおさえ、優勝という快挙を成し遂げた。
大会で代表チームの柴田勇作選手が、味覚作品「フローズン･ロリポップ」でクレームとパルフェ、そしてジュレに「木頭ゆず」を使用し、その味わいと息を吹きかけて回転するプロペラで審査員を魅了。世界に「KITO YUZU」の名をとどろかせた。
世界で注目されている「木頭ゆず」の両アイテムを使用した柴田シェフのレシピは、同社ホームページ並びにパンフレットで紹介している（本誌P76でも紹介）。

　当工業会組合員の株式会社モンテール（鈴木徹哉代表取締役社長／埼玉県八潮市）は、2023年7月1日より今年話題のブラジルのスイーツ「ブラジルプヂン」など、世界のおやつをイメージしたスイーツを7月1日から期間限定で全国のスーパーで発売した。
　同社ではおやつの時間のワクワクを感じてもらえるような季節限定商品を展開しており、今回は夏に旅行気分を楽しめるよう、世界で親しまれているスイーツをイメージして商品企画した。
　ブラジルの家庭料理で2023年度のスイーツトレンドとして注目される『ブラジルブヂン』の他、フランスの伝統菓子『サバラン』、スペインの定番おやつ『チュロス』のイメージスイーツが登場した。
　ブラジルプヂンは、ブラジルの定番プリンで練乳を使用しミルキーで濃厚な味わいが楽しめる。プヂン（Pudim）とは、プリンのポルトガル語。
　『クリームサバラン』は、レーズンとオレンジ入りの記事に、たっぷりの洋酒をしみこませ、中にミルククリームを忍ばせた。
『4C チュロス風ミニシュー』は、スペインで人気のお菓子チュロスをイメージしたスイーツで、チュロス風に焼き上げた生地にシナモンペーストを使用したシナモンクリームを詰め、粉糖をトッピングした。
同社では引き続き『おいしい･やさしい･たのしい』スイーツを通じて、「おやつの時間のワクワク」を届けていくとしている。
 

　ロイヤルグループで外食事業を担うロイヤルフードサービス株式会社が展開する「ロイヤルホスト」は、『苺 ～Sweet Strawberry 2nd season～』を3月8日（水）より5月中旬頃までの期間限定で販売している。
　2nd シーズンでは、1st シーズンでも好評の「苺のブリュレパフェ」に加え、ロイヤルホストの人気デザートメニュー「ヨーグルトジャーマニー」と苺を掛け合わせたスペシャル感のある「苺のヨーグルトジャーマニー」が登場。またベルギー産チョコレートアイスクリームを使用した「ストロベリー&ベルジャンチョコレート」を2nd シーズン限定で販売している。
 

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　株式会社 明治（松田克也代表取締役社長／東京都中央区）は、カカオの新しい可能性への挑戦として、「カカオの新しい形 赤くて甘酸っぱいカカオフラバノールドリンク／ソルベ／タブレット」と、カカオの栄養を手軽においしくとれる「カカオがくれるおいしさと栄養をつめこんだ、カカオ素材食品」を、クラウドファンディングサイト「Makuake（マクアケ）」にて、2023年2月8日から3月30日の期間限定で発売した。
　同社では2022年3月にスタートしたサステナブルアクション「ひらけ、カカオ。」を通じて、カカオの新しい価値創造に挑戦してきた。そのプロジェクトにおける成果の第一弾として、カカフル「カカオの新しいカタチ 赤くて甘酸っぱいカカオフラバノールドリンク／ソルベ／タブレット」とカカウェル「カカオがくれるおいしさと栄養つめこんだ、カカオ素材食品」を商品化した。カカオ新素材は加工技術がまだ十分に確立できておらず、現時点では少量しか生産できないことから、同社の想いに共感する顧客に購入してもらうべく、アタラシイものや体験を応援購入するサービス「Makuake（マクアケ）」のクラウドファンディングを通じて販売したもの。
　“カカフル”シリーズは、カカオ豆に含まれる「カカオフラバノール」を独自の技術で抽出した、赤い「カカオフラバノールエキス」と、カカオパルプから作ったカカオ果汁で作り上げた商品。鮮やかな赤色が特長で、カカオポリフェノールに含まれるアントシアニンという成分によるもの。
　“カカウェル”は、カカオに含まれる栄養素を保ちながらさまざまな加工を施すことによっておいしく食べることができる新素材の「カカオグラニュール」を使用した一口サイズのカカオ素材食品。「カカオ」と「ウェルネス」を合わせ、カカオで健康的な日々を過ごしてほしいという想いが込められている。
　今回の「Makuake」でのプロジェクトは、目標金額 1,000,000円のところ、開始わずか数日で達成し1,306人のサポーターが応援購入し、総額は11，043，520円となった。

問合せ：明治 お客様相談センター　TEL.0120-041-082

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