日本一のいちご生産量を誇る「いちご王国・栃木」で、17年の歳月をかけ、10万株の中から選び抜かれたいちご「スカイベリー」。その中でも、「大きさ」「美しさ」「美味しさ」を極めた「スカイベリー 栃木プレミアム」が、この冬登場した。
「栃木プレミアム」とは、これまでのテスト販売や流通実証を積み重ねて設定した「品質基準」をクリアした商品で、認証制度に基づき一般社団法人とちぎ農産物マーケティング協会※により認証された生産団体等が出荷するもの。
この認証制度は、県が定めた品質基準を満たした農産物を生産･流通できる生産者団体等を認証するもので、昨年10月梨の「にっこり 栃木プレミアム」の販売を開始し、第2弾としていちごの「スカイベリー 栃木プレミアム」を発売することになった。
「スカイベリー 栃木プレミアム」は、そんなスカイベリーの大きさ、美しさ、美味しさといった特長を最大限に引き出したこだわりのいちご。
特筆すべきはその大きさで果重は35g以上、5cmを上回る。また端正な円すい形の姿に、鮮やかな赤色で艶やかな光沢もありとても華やか。
さらに、美味しさを追求するため、定期的な糖度チェックに加え、品質が安定する厳寒期のみに出荷するなど、徹底した管理を行っている。
※栃木県の農産物の生産・流通、又は消費に関わる団体で構成

サンコー株式会社（山光博康代表取締役／東京都千代田区）は、1月18日に煮出し＆温度調節ができる電気ティーポットを発売した。価格は5,980円（税込）。
同製品はガラス製で茶こしがセットできお茶を煮出すことができる電気ポット。加熱や保温の温度設定が30～100℃（30～90℃は1℃単位、90～100℃は5℃単位）で調整ができるので、煮出したい茶等に合わせて最適な温度に設定できる。ガラスポットの容量は1.5Ｌで、茶こしを外しても使用ができる。
空焚き時に自動で停止する空焚き防止機能、本体に熱を持ちすぎないようにする温度過昇防止機能、万が一異常な温度の際に動作する温度ヒューズの安全装置付。アンフュゼや液体の温めなど、製菓の現場で役立つ機器となっている。

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当工業会組合員のロイヤル株式会社（有吉賢哲代表取締役社長／福岡県福岡市）グループ企業のロイヤルホストは、「国産苺」を使用したデザートを今年1月13日（水）から3月中旬（予定）まで『苺 ～Sweet Strawberry 1st season～』として期間限定で販売している。
ラインナップは5品。5月上旬までの「苺の季節を存分に楽しんでいただきたい」という思いから、今年も2シーズンに分け、3月中旬以降からは一部メニューを切り替えて『苺 ～Sweet Strawberry 2nd season～』として展開される。
　毎年好評を博している「苺のブリュレパフェ」は今年も登場。カリッと香ばしくキャラメリゼしたクレームブリュレと塩キャラメルアイス、ピーカンナッツ、苺のソルベなど、さまざまな食材が織り成す層は見た目も美しく、SNS上でも話題になり、年々人気のパフェとなっている。
新登場の「フレジェ仕立ての苺パフェ」は、フランス風苺のショートケーキ「フレジェ」に見立て、カスタードやスポンジケーキを重ね、艶やかな赤いソースで仕上げたパフェ。
この他、昨年好評の「苺のヨーグルトジャーマニー」、「苺のミルフィーユパフェ」、「紅茶のシフォンケーキ～苺のソルベ添え～」を販売。
ロイヤルホストでは、「今後も季節にぴったりなデザートを期間限定で販売し、食の楽しさ、豊かさを感じていただけるレストランづくりに努めてまいります」としている。

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当工業会賛助会員の大東カカオ株式会社（竹内成行代表取締役社長／東京都目黒区）は、今年1月『ソフメイクショコラ』を新発売した。
『ソフメイクショコラ』は、包餡機対応のフィリング用チョコレート。包餡焼成後はもちろん、フライ後も焦げずにとろりとした柔らかさを保ち、冷めてもレンジアップすれば“とろり感”が戻る。
無水タイプでしっかりとしたチョコレート感が特徴。含水製品よりも賞味期限が長く、常温保存が可能。包餡後に焼成するパイや、日持ちする焼菓子のセンターへの充填に最適。

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当工業会組合員の株式会社ユーハイム(河本英雄代表取締役社長／兵庫県神戸市)は、画像センサーを搭載し、職人の技術を機械学習するバウムクーヘン専用 AIオーブン「THEO(テオ)」を開発。2021年3月4日に開業するバウムハウス(住所:名古屋市中区栄三丁目 17-25)への実装に向け実証実験を開始している。
同社は2020年3月4日に、菓子製造工程に添加物を使わないため、材料メーカーと共に、加工材料から添加物の排除を実践する「純正自然宣言」を行った。この純正自然の菓子作りを進めていきながら、生産性を高めるためには、添加物のなかった頃の職人の技術の復活や継承、新たな職人の育成が欠かせないことから、その時間も手間もかかる過程のブレイクスルーとして、技術革新が相次ぐIOTやAIの技術を活用した。
このバウムクーヘン専用AIオーブンは、職人が焼く生地の焼き具合を、各層ごとに画像センサーで解析することで、その技術をAIに機械学習させデータ化、無人で職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼き上げることが可能。
同社ではこのバウムクーヘン専用AIオーブンをアバターイン社と共同開発することで、今後、菓子店間の遠隔操作や、消費者によるアバターを通じた焼成体験などの実証実験を行う。このことで、従来の流通体系とは異なるスタイルの販売ネットワークづくり、職人の技術継承、地位向上などを模索していくとしている。
さらに、2021年3月に名古屋に開業する、２階がシェアオフィス、１階にフードホールを配した、食の未来をテーマにした複合施設「バウムハウス」では、バウムクーヘン専用オーブンを実装したショップもオープンする。フードテック元年とも言われる2021年に、日本におけるバウムクーヘン生誕102年を迎え、同社は今まで以上に「純正自然」の菓子作りに邁進するために、「化学（添加物）の時代から、工学（IOTやAI）の時代へ」の変化を見据えて「職人のためのフードテック」を掲げていく。