2022-02-11
ミヨシ油脂 プラントベースの料理・食品に「牛脂の風味」を加える植物性油脂を発売
当工業会賛助会員のミヨシ油脂株式会社(三木逸郎代表取締役社長兼CEO/東京都葛飾区)は、プラントベース食品(※1)の需要の高まりを受け、動物性原料を使わずに、植物性原料のみを使って“動物性油脂の特長を活かしたおいしさ”を創りだした食用油脂ブランドbotanova(ボタノバ)(※2)から、『植物のおいしさ 牛脂風味』を発売した。
『植物のおいしさ 牛脂風味』は、動物性原料を使っていない、牛脂風味の食用油脂。ミヨシ油脂独自の香味と呈味技術を駆使して、植物性原料のみで動物性油脂に近いコクやうまみを創りあげており、「牛肉を彷彿させる香りをプラントベースで再現」「独自の香味油により、旨味が長く持続するため満足感が向上」「植物性たん白の青臭さをマスキング」「NPO法人ベジプロジェクトジャパンのヴィーガン認証取得」などの製品特性がある。
用途としては、「プラントベースミートパティの練り込み油脂」「焼肉などの炒め用油」
「カレーやソース類のコク出しと香りアップ」などが挙げられる。
※1プラントベース食品:動物性原材料ではなく、植物由来の原材料を使用した食品
※2 botanova:動物性原料を使わずに、植物性原料のみを使って“動物性油脂の特長を活かしたおいしさ”を創りだした食用油脂のブランド。バターやラードなど、動物性油脂に含まれる香りの成分や風味のバランスを徹底的に分析し、新しいおいしさを創出している
2022-01-10
アルカン 『ドンパチェロ ロワイヤルオランジュ 40°』を新発売
当工業会賛助会員の株式会社アルカン(檜垣周作代表取締役社長/東京都中央区)はフランスのリキュールメーカー「G.E. マスネ」の創業 150 周年を記念した『ドンパチェロ ロワイヤルオランジュ 40°』を2021年11月15日から発売した。
1870年創業のマスネ社は、初めてフランボワーズからオー・ド・ヴィを造り出した革新的なメーカーとして知られている。伝統ある赤銅製の湯煎式蒸留器を使用して、フルーツの熱劣化を防いで引き出された華やかな香りを特徴とするオー・ド・ヴィは世界中で多くの賞を受賞している。
新商品の『ドンパチェロ ロワイヤルオランジュ』は2020年にマスネ社150周年を記念して発売されたもの。ドン・パチェロとは、15世紀末にフランス国王がイタリアから連れてきた庭師の名前で、フランス城内に初めてルネッサンス調のオランジュリー(オレンジの庭園)を造った人物。このオランジュリーから着想を得た『ドンパチェロ ロワイヤルオランジュ 40°』は、歴史を越えてオレンジの香りで人々魅了する。
原料にはモロッコ産、ブラジル産、パラグアイ産のオレンジを浸漬して蒸留。エレガントなリキュールにするため、一番苦いノートを取り除き、ドライな果皮とフレッシュな果皮、スイートオレンジとビターオレンジという異なる原材料から留出したものをアッサンブラージュしている。さらに職人のノウハウと「カミュ」のコニャックも加えられ、力強さとエレガンスの中間にある、洗練されたオレンジリキュールに仕上げられている。
『ドンパチェロ ロワイヤルオランジュ 40°』は、そのまま飲むほか、スイーツ、料理、カクテルなどにも最適。パティシエのニコラ・パシエロ氏(フーケ・パリ)は、「オレンジの味が見事に活かされていて自然。マスネの魅力は味の力強さで、クリエイティビティが刺激される」と語っている。
2022-01-10
J-オイルミルズ プラントベースフード『Violife』(ビオライフ)記者発表会
~家庭用に加え、業務用も発売開始~
当工業会賛助会員の株式会社J-オイルミルズ(八馬史尚代表取締役社長/東京都中央区)は、昨年10月19日(火)リモートを併用した記者発表会を開催、プラントベースフード(以下PBF:※1)の雄として知られる『Violife』(ビオライフ:※2)の家庭用並びに業務用商品を紹介した。
同社では、おいしさや健康、社会や環境の負荷抑制に貢献するための取り組みの一つとして、植物性の原材料を使用した乳系PBF市場へ参入すべく、2021年5月、世界50か国以上でプラントベースチーズ(植物性チーズ代替品)を展開するリーディングブランド『Violife』製品の国内での独占輸入・販売契約を締結した。
記者発表会では、同社専務執行役員でスペシャリティフード事業本部長の大髙寛氏が、健康志向や環境への配慮といった社会背景に加え、米国ではPBF市場は急速に拡大しており、特にPBFのパイオニアである『Violife』製品は、乳原料を使用せず、ココナッツオイルを使用して作られており、「味」「食感」「物性(とろける)」の面で、欧米では群を抜いて高い評価を得ていると説明。この後『Violife』を使用したサンドイッチやグラタンなど、料理・菓子の試食が供された。
日本における2020年度のPBF市場は2010年度比で約5.1倍の246億円まで拡大する見込みで、今後も更なる成長が予測されているという。
■家庭用『Violife』製品(2021年9月1日関東地方1都6県先行販売開始)
ビオライフ 植物生まれのとろけるスライス チェダータイプ:ココナッツオイルを使用した植物生まれの豊かな風味とコクのあるとろけるスライス。トーストやサンドイッチに。
ビオライフ 植物生まれのとろけるスライス モッツァレラタイプ:ココナッツオイルを使用した植物生まれのまろやかな味わいのとろけるスライス。トーストやサンドイッチに。
ビオライフ 植物生まれのシュレッド チェダータイプ:ココナッツオイルを使用した植物生まれの豊かな風味とコクのあるシュレッド。ピザやグラタンに。
ビオライフ 植物生まれのクリーミィ:ココナッツオイルを使用した植物生まれのコクのある、なめらかなくちどけのクリーミィ。スプレッドやディップに。
ビオライフ 植物生まれの“ビオバター”:ココナッツオイルを使用した素材の風味が引き立つ優しい味わい。料理やお菓子作りに。(※乳製品のバターではない)
■業務用『Violife』製品(2021年10月19日発売開始)
ビオライフ 植物生まれのとろけるスライス チェダータイプ/モッツァレラタイプ 500g
ビオライフ 植物生まれのシュレッド チェダータイプ/モッツァレラタイプ 250g
2022-01-10
龜屋 LGBTQ啓発イベントに参加しレインボーの和菓子を販売
当工業会組合員の株式会社 龜屋(山﨑共子代表取締役/埼玉県川越市)は、2021年10月3日ウェスタ川越交流広場&ウニクス川越にぎわい広場で実施された、川越から地球を元気にすることを目的に実施された「SDGsアクションフェスタ」にて、レインボーさいたまの会と協働で、LGBTQ啓発のレインボー和菓子「虹毬」と「彩花」の二点をチャリティ販売した。
また、3月6日にオンライン配信された埼玉県のLGBTQ当事者が集う啓発イベント「SAITAMA RAINBOW PRIDE 2021」に合わせて、川越市を拠点に埼玉県を多様性を尊重する"彩"の県として、誰もがありのままに暮らしていける社会づくりを目指している「レインボーさいたまの会」と同社が共同開発した『開花 -bloom-』を販売。
同社では、過去に行われた百貨店の「恋」をテーマにしたお菓子を販売する催事でも、男女間だけでなく多様な愛の形を表現した、レインボーカラーの「虹」と名付けた和菓子を販売した実績を持つ。
同社専務取締役の山﨑淳紀氏は「2020年5月に川越市が性的少数者のカップルを公認する『パートナーシップ宣誓制度』を導入したのに合わせ、川越市の最命寺では仏前同性婚を日本で初めて行っています。鎌倉時代に創建された歴史あるお寺や、私どものような老舗がLGBTQの啓蒙を行えば、より多くの方の理解が進むのではないでしょうか」とコメント。今後も同社では、同様のイベントでのレインボーの和菓子の販売を通じてLGBTQの啓蒙活動の一助を担っていくとしている。
2021-12-09
サンエイト貿易株式会社 絞り袋『キーポッシュ』リニューアル
当工業会賛助会員のサンエイト貿易株式会社(若旅充雄代表取締役社長/東京都港区)は、同社が15年以上に亘って輸入販売している絞り袋『キーポッシュ』(キープラスティックス社製/スウェーデン)について、この度パッケージ(レギュラーサイズのみ)と絞り袋の色を変更すると発表した。
キーポッシュは、圧力への耐久性と特殊な表面加工により、滑りにくく使いやすい絞り袋。取り出しやすいロール式で、繊細な仕上げを邪魔する“のりしろ”部分がほとんどない。耐熱温度は-30℃〜+110℃(シーラーにも対応)で冷温どちらにも使用でき、袋に加工品を詰めての冷凍保存も可能。電子レンジにも対応可能などの様々な特長がある。
新しい『キーポッシュ』は、使用時のリスク軽減を目的として、製造時に万一絞り袋が破損した際に発見しやすいよう、絞り袋の色を半透明から青色に変更した。
また新しいレギュラーサイズの個装パッケージは、サンエイト貿易のロゴマークを入れたオリジナルパッケージとなり、同社では、これを機に、改めて販売を強化していくとしている。
なお、切り替えの予定時期は、レギュラーサイズが2022年1月上旬頃、ミニサイズ(色のみ変更)が、12月中旬頃を予定している。