2017-03-10
カルピジャーニ・ジャパン ジェラートの本場イタリアで日本語によるジェラート講習会を開催
~カルピジャーニ ジェラートユニバーシティ in ボローニャ~
当工業会賛助会のカルピジャーニ・ジャパン株式会社(ロレンツォ・スクリミッツィ代表取締役社長/東京都世田谷区)は、昨年11月、イタリア・ボローニャのカルピジャーニ ジェラートユニバーシティ(カルピジャーニ本社内)にて、日本語によるジェラート講習会を開催、日本からは7泊9日のツアーが企画され、初心者から製造経験者、ベテランまで19名が参加した。
講習会では、2015年のクープ・デュ・モンドで優勝したイタリアチームのメンバー、フランチェスコ・ボッチャ氏を始め、ルチアーノ・フェッラーリ氏やアレッサンドロ・ラッカ氏ら5名が講師を担当。最初の2日間では、ジェラート及びシャーベットに関わる原材料・構成要素などについての講義と実践研修、3日目には和風ジェラートのデモンストレーションや五感を使ったジェラートの分析と多種類の糖の使い分けに関する講義及び実践、4日目にはセミフレッドの講義と実践が行われ、好評を博した。
またこの他には、イタリアのジェラート文化を学べるジェラートミュージアムや、前衛的なフレーバーを研究しているアンテナショップ“ジェラテリア・カルピジャーニ”の見学、フィレンツェ市内の4軒のジェラテリアの視察なども行われ、参加者は有意義な5日間を過ごし、今後もさらにジェラート及びその食文化について深く学びたいとの感想が寄せられているという。
問合せ:カルピジャーニ・ジャパン(株) TEL.03-5779-8850 FAX.03-5779-8853
2017-03-10
MOMAJ主催
「菓子講習会」のお知らせ
MOMAJ(フランス農事功労章受章者協会)では、フランス農事功労章受章者で株式会社ブールミッシュ代表取締役社長の吉田菊次郎氏(当工業会常任理事)並びに吉田氏推薦の小川奈々氏(アトリエ ルー・グルーズ主宰/フランス料理家)による菓子講習会を下記の概要にて開催する。
■開催概要
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2017-02-03
ラ・フルティエール
日本上陸20周年特別講習会第2弾を開催
ラ・フルティエール・ジャポン株式会社(中野智代表取締役社長/東京都武蔵野市)は、フランスのフルーツピューレブランド「ラ・フルティエール」が、日本に上陸して20周年を迎えたことを記念して、10月25日に東京都洋菓子協会講習会場にて藤田浩司シェフ・垣本晃宏シェフ・和泉光一シェフのスペシャルコラボ講習会を実施した。この講習会では、国際コンクールで活躍したチョコレートのスペシャリスト達が、ラ・フルティエールのフルーツピューレと、今回特別協賛したピュラトスジャパン株式会社が取り扱うチョコレートブランド「ベルコラーデ」製品とのコラボレーションを披露した。
問合せ:ラ・フルティエール・ジャポン TEL.0422-29-7865 FAX.0422-29-7862
2017-02-03
チョコレートアカデミーセンター東京
メリッサ・コッペル氏のデモンストレーションを実施
バリーカレボーが運営するチョコレートアカデミーセンター東京では、カカオバリー・アンバサダーでアメリカ・ラスベガスを拠点に活躍するメリッサ・コッペル氏を招致し、昨年10月に実習ならびにデモンストレーション形式で講習会を行った。コロンビア出身のコッペル氏は、米国ラスベガスの三ツ星レストラン ジョエル・ロブション・アット・ザ・マンション、ラトリエ ドゥ・ジョエル・ロブション勤務後、シーザースパレスカジノですべてのチョコレートづくりを担当。その後ベラージオカジノへ移り、Jean-Marie Auboine氏と『Jean-Marie Auboine』を共同設立。2012年にペストリー ライブのコンテスト「ショコラティエ・オブ・ザ・イアー」で準優勝を果たすなど受賞多数。
2016年10月28日に行われた講習会でデモンストレーションを行ったコッペル氏は、ボンボンショコラ製作の一連の流れを通じて、生クリームを使用したものは作らないというガナッシュやキャラメル、クランチなどのパーツ作りや、艶やかなシェルを実現するための手法を紹介した。受講者の目前で、様々なモールドを用いて、意外性のある食材や異なるテクスチャーを組み合わせたこの講習は、ボンボンショコラの更なる可能性を示唆する機会となった。同アカデミーは引き続き、国内外の一流のショコラティエ・パティシエを講師に招き講習会を実施していく。詳しくは以下ウェブサイトを参照のこと。
2017-01-05
中沢乳業 “La classe de la crème pour l’avenir”
〜未来に向けたクリームの講習会〜を開催
当工業会賛助会員の中沢乳業株式会社(中澤謙次代表取締役社長/東京都港区)は、昨年の春に北海道産のフレッシュクリームシリーズを新発売したことを記念して、フランス・カンヌよりジェローム・ド・オリヴェイラ氏を招致して講習会を行った。
オリヴェイラ氏は、フランス・リヨン出身。ENSP(国立高等菓子技術院)にて、BEP(職業教育修了証書)、BAC PRO(職業バカロレア)、BTM(高等技術取得証書)を取得。リヨンのセバスチャン・ブイエでの修行を経て、パリのプラザ・アテネでクリストフ・ミシャラク氏のチームとして研鑽を積んだ。2007年に男女ペアによる国際製菓コンクール「モンディアル・デ・ザール・シュクレ」で初代優勝ペアに、2009年のクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーでは、チョコレート細工/アシエット・デセール担当として出場し、フランス代表チームが優勝し、最年少優勝者として注目を集めた。その後、プラザ・アテネ(当時スーシェフ)を退社し、2011年にフランス・カンヌに自店「Intuitions(アンテュイション)」をオープンした。
10月25日にドーバー洋酒貿易(株)講習会場で行われた講習会でオリヴェイラ氏は、伝統的なフランス菓子を再構築し、見た目の斬新さと食べ易さを実現した「ミルフィーユ・ヴァニーユ」や、スタイリッシュかつフォンサージュが不要で作業性の良い「タルトレット・チーズケーク」、そして、2015年にルレ・デセールのメンバーになるための試験課題作品として考案した「アティランス・フレーズ」など計6品を実演した。
約100名の受講者は、ジェローム氏の菓子哲学を学ぼうと熱心に耳を傾けた。美味しさと見た目の美しさを実現すると同時に、作業性の良さも追及するオリヴェイラ氏のデモンストレーションは好評にて終了した。