「UN GRAIN」前シェフ・パティシエの金井史章氏の自店が、1月21日（火）に世田谷区奥沢にオープンした。
金井氏は、株式会社ビゴ東京へ入社し研鑽を積んだ後、2009年に渡仏し、三ツ星レストラン「レストラン ギイ・サヴォア パリ」に入社し、世界各国からセレブリティが訪れる環境で、上質なデセールを学んだ。また、在籍中には同グループの一ツ星レストラン「ル・シベルタ」でシェフ パティシエ代理を務める。帰国後、2011年に東京・青山のビストロ「ブノワ」にシェフ パティシエとして入社。2014年には、南青山にある「UN GRAIN」にシェフ・パティシエとして就任し、2019年3月末日で「UN GRAIN」を退社。この度独立開業した。
アクセスは、東急東横線自由が丘駅から徒歩10分、東急大井町線九品仏駅から徒歩1分の立地。
白地にネイビーでINFINIの店名が映える店舗の入口を入ると、白を基調にネイビーとグリーンで統一された空間が広がる。
正面のショーケースには、下段に産地直送の季節のフルーツを使用したタルトや、粉から見直して、口どけとしっとり感を追求して配合を決めたというジェノワーズを使用したショートケーキや、ロールケーキ等のプティガトーがずらりと並ぶ。上段にはデコレーションケーキなどのアントルメ類、ケーク等が並ぶ。
また、日本ではまだ珍しい韓国ＮＤ社の縦型冷蔵庫には、保管を兼ねて日本各地から届く産地直送のフルーツと、縁のある飲料等が並んでいる（1月30日時点）。
金井氏は、「多くの方とのご縁が、幾重にも重なってこの店のオープンに至りました。今後は、カフェスペースを設け、いずれはデセールも提供したいです」と今後について述べている。

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当工業会賛助会員のミヨシ油脂株式会社（前出）は、昨年8月、東京・堀切菖蒲園に同社の運営による“マーガリン”にこだわった店『カフェ・マルガパーネ』をオープンした。
店名の「マルガパーネ」は「マーガリン」と、イタリア語でパンを意味する「パーネ」との造語。同店では、焼き上げるパンや洋菓子の種類によって、さまざまな油脂を使い分け、その特長を活かした商品を製造しており、マーガリンを始め、さまざまなおいしさの原材料を駆使してパンやお菓子を焼き上げ、香り高いコーヒーや紅茶と共に提供している。
また、マーガリンに含まれる“トランス脂肪酸”について、そもそも日本人の摂取量は欧米人と比べてかなり低く、健康には全く問題がない上、同社では、10年以上前からマーガリンの配合を見直し、トランス脂肪酸を低減する努力を続けてきた。一つの製品を例に挙げると、トランス脂肪酸が製品100g中、11.0gだったものが、低減後は0.91gに減っているなど大幅に削減されているとしており、安心して食べて欲しいとしている。

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当工業会組合員の株式会社ドンク（中土忠代表取締役社長執行役員／兵庫県神戸市）は、堺タカシマヤ１階食料品売り場のリニューアルに伴い、昨年11月27日、14年ぶりとなる『ドンク』『MiniOne（ミニワン）』併設の新店舗『ドンク堺髙島屋店』をオープンした。
新しくなった『ドンク堺髙島屋店』は、“選ぶ楽しさ”と“飽きのこない品揃え”で上質さとこだわりをプラスする商品を展開する。110年以上の伝統から培ってきた技術により、ドンクが得意とするフランスパンを始めとした食事パンの他、高品質な焼き立て商品をバラエティ豊かに用意。オープンから数日間はオープニング企画として「お楽しみ袋」や「食事パンセット」の販売なども実施して好評を博した。

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不二製油グループ本社株式会社は、9月20日（金）にグランドオープンした大丸心斎橋店本館に、大豆ミートや豆乳クリームを活用したデリカテッセン『UPGRADE Plant based kitchen』を出店した。
2050年には世界人口が90億人を超えると予測（出典：UN World Population Prospects 2019）される中、同店では、大豆をおいしく健康的に食べることによって、人も地球も美味しく健康的にUPGRADEするという考えの下、不二製油が世界初の特許製法による豆乳で作ったチーズ「まめまーじゅ」や、食感や食べ応えが格段に進化した「大豆ミート」を使用して『未来の温かな食事』をテーマにした様々なメニューを提供している。

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当工業会組合員の株式会社イナムラ（稲村省三代表取締役社長／東京都台東区）は、2000年にオープンした上野桜木のパティスリーと、2008年にオープンした日暮里のショコラティエを統合し、「パティシエ ショコラティエ イナムラショウゾウ」として8月11日（日）リニューアルオープンした。

日暮里のショコラティエをリノベーションした新店舗は、ガラス張りで間口が広いため、明るく開放感があるが、ショップのスペースを旧パティスリーと同じにするなど、昔からの（パティスリーの）お客様が来た時に、違和感が少なくなるように工夫されている。一方、ラボを足下までのガラス張りにしたことでショップとの一体感が生まれ、製造スタッフには、お客様の直ぐ近くにいるという緊張感や衛生管理などへの注意喚起にもなっているという。また、屋上に活性炭消臭機を設置するなど住宅街の店としての配慮も随所に伺える。
この度の業務統合について稲村シェフは「お客様には沢山来ていただいているのですが、2店舗での人材の確保に苦戦し、クオリティを保つのが難しくなって来たのが理由です。これからは自分の目の届く範囲で、製品にも接客にもさらに高いクオリティを追求して行きます」としている。

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