当工業会組合員のジェイ・ワークス株式会社（大平哲代表取締役／東京都港区）は、9月11日（金）京都・洛中に『ベル アメール（BEL AMER）』ブランドとして関西初の路面店となる『ベル アメール京都別邸』をオープンした。

『ベル アメール 京都別邸』は、地下鉄烏丸御池から徒歩5分の立地。京都博物館や中京郵便局などの歴史ある洋風建築や人気飲食店の立ち並ぶ三条通り沿いという、観光客にも利用し易いロケーションにある。

京町家をリノベーションした店舗は、1階がチョコレート・ショップ、2階がショコラ・バー（カフェ）となっていて、1階では、枡に見立てたショコラに厳選した京都を代表する日本酒を使用したジュレを流しこんだ京都限定ショコラや、ボンボンショコラ、焼き菓子、ソフトクリーム、ケーキなど豊富な種類の商品を取り揃えている。また2階の「ショコラ・バー」では、ショコラドリンクやプチケーキ、アフタヌーンティーセットおよび“-196℃のショコラアイスを添えたバナナミルフィーユ”などのデザートメニューも楽しめる。

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世界最大規模のチョコレート製造会社バリーカレボーが、世界で19番目となるCHOCOLATE ACADEMY TM（チョコレートアカデミー）センター 東京をオープンした。アジア太平洋地域では、インド・ムンバイ、中国・上海、シンガポールに続く4番目となる。

このアカデミーは、ショコラティエ、パティシエ、ブーランジェリー、グラシエなどハイレベルなプロフェッショナルからビギナーまでを対象として、教育・技術の向上を図ること、また日本がトレンドセッターとして情報発信する拠点となるべく設置された。
アカデミー内には、エンローバーやテンパリングマシンなどのチョコレート用機器や、オーブン、冷蔵冷凍庫、アイスクリームマシンなどのキッチン設備を揃える。併設したカフェスペースでは、眼下に東京湾を一望できる景色を臨みながら、ミーティングやプレゼンテーション等のスペースとしての活用が可能となっている。
在籍シェフは尾形剛平氏（チョコレートアカデミー東京責任者兼テクニカルサポート）、アンドレス・ララ氏（リージョナル カカオバリーシェフ、アジアパシフィック）の2名。

6月18日に東京・品川のクリスタルヨットクラブで行われたオープニングセレモニーでは、カレボー大使の水野直己氏、カカオバリー大使の平井茂雄氏らが集い、バリーカレボー AG CEO ユルゲン・シュタインマン氏、グローバル・グルメ・マーケティング部門バイスプレジデントのパスカル・ムルメステール氏と共に、アカデミーのオープンを祝った。

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埼玉県ふじみ野市で人気のフランス菓子店ブロンディールが、6月22日より東京都練馬区に移転しリニューアルオープンした。
石神井の閑静な住宅地に、3階建ての住居兼店舗を新築し、1階部分が店舗兼ラボ。店舗部分はツヤのあるバーガンディーと黒を組み合わせたシックな外観で、ブロンディールの金色の文字が映えている。
店内は、左側の手前からプティガトー、コンフィズリーの冷蔵ショーケース。上部には、フランス菓子店らしく、銀器に載ったムラングやギモーブ、瓶入りのアメが並ぶ。その奥は、ヴィエノワズリーなどパンのショーケース。上部に、焼きっぱなしのタルトやフランス地方菓子などの常温品が2段。

入口手前右は、背の高い陳列棚に焼き菓子などギフトにも好適の品々が揃う。店内に、カウンター様のカフェスペースが用意されており、マリアージュフレールの紅茶やラヴァッツァのコーヒーを菓子と共に味わうことが可能となっている。
オーナシェフの藤原和彦氏は、「今までと基本的なアイテムは変わらず、材料にこだわり、手間を惜しまない商品を提供しています。毎日ルヴァン酵母を起こし焼成するパンについては、平釜とホイロを新たに購入したので、今後さらに注力していきたいです」とコメントしている。
アクセスは西武新宿線石神井公園より徒歩10分。または、同駅北口ロータリーよりバス乗車「石神井幼稚園入口」下車すぐ。

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当工業会組合員の株式会社シルスマリア（石原紳伍代表取締役社長／神奈川県横浜市）は、4月25日（土）生チョコレートの専門店『ca ca o（カカオ）』を、鎌倉にオープンした。

生チョコで知られる同社の新しいブランド『ca ca o』は、コロンビア産の良質なカカオ（トリニタリオ種）を原料とし、中でも希少性の高いフレーバービーンズ「フィノデアロマ」を使用している。

観光客で賑わう小町通りに面した店舗は、10坪ほどの小さな店だが、厨房を併設し、エクレアの仕上げや、タルトの焼成などを行っており、その様子はガラス越しに店の外から眺める事ができる。

主な商品は、「生チョコタルト」「ca ca oエクレア」「小町通りの石畳」「かまくら生チョコ大福」「cacaron（カカロン）」（生チョコのマカロン）等々。

スペースの都合でイートインはできないものの、観光地らしく、好みの菓子を買って食べ歩きする客が後を絶たない。テイクアウト用のコーヒーには、「ミカフェート」の代表で、コーヒーハンターの異名を持つ川島良彰氏が、チョコレートに合わせて監修したコーヒーが供されている。

渡辺直仁店長は「同じ生チョコでも、シルスマリアのものとは産地の異なるチョコレートを使用しています。“日々の暮らしに、上質なチョコレートを。”というのが店のコンセプト。ここから発信して多くの人に美味しいチョコレートを味わって欲しい」と話している。

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当工業会組合員の（有）かわた菓子研究所（河田勝彦代表取締役／東京都世田谷区）は、4月23日（木）「オーボンヴュータン」を拡張・移転に伴いリニューアルオープンした。

新しい店舗は、旧店舗に近い環八沿いの立地。白い3階建てビルの1階が店舗となっており、天然木とガラスに赤いファサードが映え、2階バルコニーには花が飾られてヨーロッパのリゾートホテルを思わせる店構えだ。

厨房を含め110坪という店内には、入り口付近から、焼き菓子（郷土菓子やヴィエノワズリーを含む）、コンフィズリー（ボンボン・ショコラを含む）、生菓子、グラス、料理・総菜、バーカウンター、イートインスペースが回遊するように続き、店舗中央にはキャッシャー（レジ）が備えてある。対面販売が基本で、各コーナーで買い物をした後に、キャッシャーでまとめて支払う方法だ。

全体的には旧店舗の雰囲気を踏襲した上で、アイテム数を増やし、内装も豪華になったが、中でも目を引くのが料理人である次男の力也氏が担当するコーナー。天井から吊り下げられた生ハムなどのシャルキュトリー（豚肉加工品）を始め、牛スネ肉の赤ワイン煮込みやクスクスのサラダなども取り揃え、店内で食べる事もできる。

また、冷凍ショーケースに並ぶグラス（氷菓）は、“ヴァシュラン”や“ボンブ”など、河田シェフが愛するクラシカルなラインナップで、昨今流行のアントルメ・グラッセとは一線を画している。

もちろんメインとなるパティスリーは、オーボンヴュータンならではのフランス菓子に加え、セルクル・デ・シェフのメンバーでもある長男・薫氏による、クラシックをベースにしたモダンなプティ・ガトーも加わり、かつて「まるでフランス菓子の博物館」と言われた同店は、河田父子（KAWATA Père et Fils）の店として新たな一歩を踏み出した。

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