当工業会組合員の株式会社シュゼット（蟻田剛穀代表取締役社長／兵庫県西宮市）は、同社の原点である洋菓子ブランド「アンリ・シャルパンティエ」のカフェ業態の旗艦店として「GINZA MAI
SON HENRI CHARPENTIER」（以下：銀座アンリ）を４月10日（金）にグランドオープン、４月７日（火）にはプレス発表会が催された。
店内は「サロン・ド・テ」「ブティック」「デセールバー」で構成されており、用途に合わせ、それぞれの空間でスイーツと共に非日常的なひと時を過ごすことができる。
挨拶に立った蟻田社長は、「弊社は1969年、デザートが食べられる喫茶店として創業し、社名はクレープ・シュゼットに由来しています。私共はモノとコトをプロデュースして、文化と感動を伝えるお菓子作りを目指しており、例えばフィナンシェのアーモンド・パウダーは自社で挽き、オリジナルの発酵バターを使用するなどこだわりの菓子作りを実践しています」とスピーチした。

「少しでも傷があったり、完熟しすぎている果物を無駄なくスイーツに活かして欲しい」。農業者のそんな思いから発足した“未来フルーツ新素材発見！プロジェクト”（渡辺誠一会長／山形県西村山郡）では、昨年12月１日、待望のオンラインショップをオープンした。

プロジェクトでは、首都圏のパティシエや専門員らとコラボし、様々な視点から魅力あるスイーツマーケットの流通を促進できるような仕組み作りに取り組んでおり、これまで小代智紀氏（アンプレスィオン）、中達敬治氏（コロンバン）、髙井裕佳（ラトリエ・ドゥ・ヒロタカイ）ら、同プロジェクトに賛同する多くのパティシエが協力して、園地見学会やジャムなどの加工研修会、国産フルーツを使用した試作などを行っている。

＊詳細は、公式サイトhttp://miraifruits.com/（又は「未来フルーツ新素材」にて検索）を参照のこと。

昨年10月28日、神奈川県の中田に「パティスリー アトリエ デ ウルス（Atelier des Ours）」がオープンした。オーナーシェフの熊谷隆之氏はキハチで知られる熊谷喜八氏（(株)サザビーリーグ アイビーカンパニー最高顧問）の長男。製菓学校卒業後、ベルグの４月、パティスリー キハチ、アトリエ シュンなどを経て独立することとなり、横浜市内の地下鉄駅から徒歩３分の場所に、洋菓子店だったという居抜きの物件を見つけて改装、オープンの運びとなった。

店名の“ウルス(Ours)”はフランス語で“熊”の意味。「“熊谷”を店名にするとどうしても父のイメージで捉えられてしまうのでこの名前にしました」と隆之氏。

フレデリック・マドレーヌ氏の店、パティスリー ル・ポミエが、昨年12月18日（木）表参道に『カフェ ル・ポミエ』をオープンした。

オーナー・パティシエのフレデリック・マドレーヌ氏は2005年に東京・北沢にパティスリー ル・ポミエをオープン。表参道店は、北沢本店、麻布十番店、神楽坂店に次ぐ４店目の路面店となるが、今回はポミエとしては初めての業態。“グルメでビューティ＆ヘルシー”をテーマにしたタルティーヌやサラダ、サンドウィッチなどの軽食を始め、新鮮なフルーツ・野菜で作ったジュース＆スムージーバーも併設している。もちろん、ル・ポミエのケーキも取り揃えている。