昨年11月25日（金）にグランドオープンした京橋エリア最大級の複合施設『京橋エドグラン』、その一画に鎧塚俊彦氏の手掛ける『トシ・ヨロイヅカ 東京（Toshi Yoroizuka TOKYO）』が誕生した。京橋エドグラン1階の中央通りに面する角地にオープンした同店は、1階がパティスリー&ベーカリーと24席のカフェ、2階がカウンターデザートのための18席のサロンとなっており、同店の代名詞と言えるカウンターデザート（アシエット・デセール）を始め、「一夜城ヨロイヅカ・ファーム」（小田原）で大人気のパン、ローカーボ（低糖質）スイーツ、エクアドルのカカオ農園で栽培したカカオ豆を原料にしたチョコレート等々、規模・内容共に「トシ・ヨロイヅカ」の集大成となっている。

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2013年にヴァローナがタン・レルミタージュに設立したチョコレート博物館『ラ・シテ・デュ・ショコラ』が、2016年7月、2階に700平方メートルの展示スペースを増設してリニューアルオープンした。
1階はカカオ農園、カカオ栽培、ショコラの製造工程はもとより、カカオの味わいや香りを体験できるフロアとなっていて、新設された2階では、パティシエやショコラティエらの職人技にスポットを当てて、ショコラとその製作技術を学ぶことができる。
マカロン作りなどの体験ができるパティスリー・アトリエやレストランも設け、大人から子供までショコラにまつわる知識と経験を存分に愉しめるミュージアムとなった。

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昨年4月、東京都世田谷区にお菓子工房『ケーク・アヴァンチュール』がオープンした。代表の月江瑞穂氏は、プロのパティシエールを経て日本菓子専門学校で8年間教鞭を執った後、出産を機に退職、「今まで、出産後に仕事を辞めてしまう先輩や後輩を沢山見てきたので、お菓子を通じてベビーとママの役に立つことをしたい」と、生後間もない長男を育てながら起業した“産後起業家”である。
『ケーク・アヴァンチュール』は、グループや個人のための完全予約制のプライベートスクール。趣味でお菓子作りを楽しむ人や国家資格を取得して仕事に繋げたい人、オーダーメードケーキ作りのサポートなど、技能検定1級の資格と18年に亘る業界経験・スキルを活かし、受講者の希望に沿った指導を行っている。子どもと一緒に参加できる教室には、キッズスペースやおむつ交換台はもちろん、子どもが触れても安全なオーブンや家庭でのお菓子作りを想定したシンプルな器具や道具が備えられている。
工房のオープン以降、お菓子教室以外にも、パーティやカルチャースクール、住宅展示場などに招かれてデモンストレーションを行う月江氏だが、最近では“産後起業家”としてのアドバイスや心構えをレクチャーする機会も増えて活動の場が広がり、自身もビジネススクールに通っているという。
将来的には、様々なスキルを持った働くママたちとコラボレーションしたいという月江氏。子育て中パティシエールの新しい働き方として注目を集めている。

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昨年10月21日に、森大祐氏の自店アン・ヴデットがオープンした。岐阜県出身の森氏は東京製菓学校を卒業後、「ロイスダール」、「グランドハイアット東京」などの都内パティスリーに勤務後、渡仏。パリの「ローラン・デュシェンヌ（MOF）」、「モワザン」で研鑽を積む。「モワザン」ではシェフ・パティシエを務めた。帰国後、パティスリーSAKURA（東京・豊洲）のオープンからシェフ・パティシエとして勤務した。
店舗は地下鉄メトロ清澄白河から徒歩6分。ジョイントセンターの原氏がデザインを手掛けた店舗は、白を基調としたシンプルでモダンな外観で、歩道からは美濃和紙の照明が目を引く。店内は正面に冷蔵ショーケースとレジが設けられ、中央には畳のテーブルを配置している。
森氏は、「ブルーボトルコーヒーなど人気店もあるので土日の人の往来も多く、地元の方の口コミなどにより順調にスタートできました。このシンプルな店舗の雰囲気に合わせて、シンプルなお菓子を販売する店にしていきたいです。外国人観光客の方も来てくださるので、和素材を使用した焼き菓子なども増やす予定です」とコメントしている。

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オープンから11年を迎えたフレデリック・マドレーヌ氏の店『パティスリー ル・ポミエ』（Pâtisserie le Pommier）の北沢本店が、8月25日（木）リニューアルオープンした。
今回のリニューアルでは、ラボのスペースを拡張したため売り場は少し狭くなったものの、使い易さは格段に向上したとのこと。9月12日（月）にはレセプションパーティが催され、また初日から先着200名に焼き菓子がプレゼントされた。リニューアルオープンに合わせて新商品も発売されている。

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