2022-04-04
「パティスリー&カフェデリーモ 」大丸東京店オープン
株式会社スイーツデザインラボが運営する「パティスリー&カフェデリーモ」(以下、デリーモ)は、国内に展開するデリーモのパフェや⾷事が楽しめる新店舗「DELIʼMMO TOKYO CAFÉ」を東京駅に隣接する⼤丸東京店に2022年1⽉31⽇(⽉)にオープンした。2013年に誕⽣したデリーモはこれまでに東京、⼤阪、神⼾、京都に計7店舗を展開している。
店舗店限定メニューに加え、デリーモブランドで提供しているパフェも全種類楽しむことができるなど、デリーモでは最⼤となる30種類以上のメニューを用意する。「季節のミルフィーユ イチゴ」は同店のスペシャリテ。店内で焼き上げるパイ⽣地に、バニラが⾹るクリームを合わせた。苺には「とちおとめ」「レッドパール」「章姫」の3種を掛け合わせたスイーツ苺「いばらキッス」を使⽤。
同店には初となる個室を設けた。プライバシーを守りたい顧客の導線やセキュリティーも勘案した構造にするなどハード面も考慮されている。さらには個室内のみで楽しめる季節のフルーツを使ったコースメニューを提供し、飲料についても顧客の好みのワインやシャンパンと合わせることができる。食器にもこだわりフランスの磁器ブランド「ベルナルド」を揃え、ハイエンドな顧客のニーズに応えるサービスを用意する。
デリーモのシェフショコラティエの江口和明氏は、「デリーモが多くのお客様のご支持をいただく事ができ、東京の玄関口であるJR東京駅に直結する百貨店『大丸東京店』にオープンする運びとなりました。これまで通り、多くのお客様にショコラを通してお客様に感動を提供し、期待以上に喜んでいただきたいです。また、今回は新たなチャレンジとして個室を設けました。より特別な体験を楽しんでいただければ」とコメントしている。
2022-02-11
クラブハリエ 舞浜イクスピアリ店オープン
~内覧会では2022年のバレンタイン商品も発表~
当工業会組合員の株式会社クラブハリエ(前述)は、昨年12月4日(土)、24店舗目となる店舗を東京ディズニーリゾート内の商業施設イクスピアリ2階のトレイル&トラックにオープンした。
内覧会で挨拶に立った代表取締役社長グランシェフの山本隆夫氏は「ここは10年以上も前から希望していた場所なので、やっと掴んだチャンスです。ハリエらしいワクワク感、お菓子を発見する空間として、同時にディズニーの世界感にも合わせて採掘場をテーマにしました。鉱石やダイナマイトの形をした菓子箱、シェフのシルエットを描いたパッケージ、金塊をデザインしたもの、工具箱などを揃え、まだまだ進化して行きます」とスピーチした。
また“全力で挑むバレンタイン”とした『2022バレンタインコレクション』については、「つながるハリエ」のテーマを掲げ、5人が輪になって繋がるイメージから「ショコラバーム」を始めとする商品を5種類の味で展開する。
特に今回は、クープ・デュ・モンドへの出場が重なった原田誠也氏の負担を無くすため、和菓子職人の協力を得て、和菓子の技術とショコラティエの知恵が融合した3種のコンフィズリーを発表。山本グランシェフは「自分で考える限界を超えた、まるで違う世界の製品のようで、食べるたびに凄いと思う。そんな和菓子の素晴らしさを世界に発信したい」とコメントした。
さらにボンボンショコラでは、“信州のブルーベリー”“完熟した白桃”“イタリア・ブロンテ産のピスタチオ”と、こだわりの素材を使用した山本グランシェフの3粒をパッケージした『TAKAO YAMAMOTO 2022』や、原田氏がショコラティエとして駆け出しの頃に印象に残った素材を用いた『L’ENFANCE(ランファンス/幼少期)』、和菓子職人に依頼した中から厳選した3種(柿、栗、日向夏)をセンターにした『フルーツジャポネ』などを紹介した。
2022-01-10
ヨックモックミュージアム 開館1周年記念企画展を開始
当工業会組合員の株式会社 ヨックモック(藤縄武士代表取締役/東京都千代田区)の取締役の藤縄利康氏は、2020年10月25日に東京・南青山にヨックモックミュージアムをオープンした。
この美術館は同社の創業者である藤縄則一氏の「菓子は創造するもの」という想いを受け継ぎ、同美術館の館長である藤縄利康氏が精選し、ヨックモックグループとして30年以上かけて収集したピカソ セラミック作品を中心に展示する。また、アートセラピーを応用した独自の教育プログラム等も提供している。
入口左手のミュージアムエントランスを入ると、地下1階と2階フロアに展示室があり、1階にはミュージアムショップ、ライブラリースペースとカフェを設けている。カフェでは、同社のハイエンドブランド「アン グラン」のミニャルディーズを飲み物と楽しむことができる。
2021年10月26日から翌年9月25日まで開館記念第二弾として、スペイン美術史研究の第一人者である早稲田大学名誉教授の大髙保二郎氏が監修した企画展「地中海人ピカソ―神話的世界に遊ぶ」を開催中。
2022-01-10
新潟市に三田正樹氏の自店「DRESS」がオープン
新潟県新潟市に、三田正樹氏の自店「DRESS」が2021年10月2日にグランドオープンした。
三田氏は、現・にいがた製菓・調理専門学校えぷろん卒業後、帝国ホテル東京へ入社し、10年間の経験を積む。退社後は、母校・にいがた製菓・調理専門学校えぷろんの教師として後進の指導に努めた。コンクールでも活躍し、アメ細工で数々の入賞を果たしている。
店名の「DRESS」は世界中で永く愛され、着られている煌びやかなDRESSのように、
店が永く新潟の人々に愛されるようにという想いから名づけられた。
養蜂家である氏の父が手掛けるはちみつ使って、修業先で学んだ技術でお菓子に変えてお客様に届けるというコンセプトの下、はちみつをたっぷり使用した菓子を中心として、修業先のホテルで製造していた菓子にオマージュ込めたパウンドケーキなどを揃える。
三田氏は「商品はもちろんですが、内装やパッケージ、備品、ロゴなどお店の隅々まで想いがこもっています。新潟駅からも徒歩5分の立地です。新潟県外からのご来店もお待ちしております」とコメントしている。
2022-01-10
東京・兜町にtealがオープン
証券会社が軒を連ねる日本橋兜町の旧渋沢栄一邸の跡地に1928年(昭和3年)に建設された「日証館」の1階に、チョコレートとアイスクリームが楽しめる店「teal」が2021年11月12日オープンした。
元パスカル・ル・ガックでシェフを務めた眞砂翔平氏と、easeの大山恵介氏がタッグを組み、互いの得意分野を活かした商品を提供する。チョコレートも得意とする眞砂氏は、「チョコレートの店といっても、ボンボンショコラだけというのではなく、チョコレートを使った食べやすいお菓子をいっぱい並べていきます」とコメント。
ショップ内は、天井高で広々とした開放的な空間で、広いガラス越しに厨房が隣接する。店名「teal」の意味でもある鴨の羽の色である青緑色は、アクセントとしてギフトのパッケージやヴァンドゥーズの制服等に取り入れられている。
2021年放映された大河ドラマ「青天を衝け」の主人公 渋沢栄一の縁の地に、姉妹店easeに続いて注目のスポットが誕生した。