2022-07-07
東京都菓子学園 第54期生入校式
職業訓練法人東京都菓子学園(大島陽二理事長、栢沼稔学園長/東京都豊島区)は、4月7日(木)午後5時40分より、同校教場である東京・大塚の東京都洋菓子健康保険組合1階にて、令和4年度第54期生の入校式を挙行。コロナ禍とあって、役員・来賓の出席を制限した簡素な式典となった。
式典では、大島陽二理事長(株式会社レピドール)の祝辞を受け、入校生を代表して関東混合機工業株式会社の森本亜由美さんが「これからの一年は、先生方の教えを守り、パン・菓子製造の基本及び学科の知識習得に努力する所存でございます。切磋琢磨し、技術の向上に励み、充実した学園生活を送ることをここに誓います」と、誓いの言葉を述べた。
新入生はこれから1年間、昼間の仕事を持ちながら週3日、夜間の授業に通って座学(310時間)と実技(142時間)を学び、技能照査試験(卒業試験)を受験する。合格者には、東京都知事よりパン・菓子製造科『技能士補』の公的資格が付与される。
2022-06-06
日本菓子専門学校
第63回製菓技術学科 第25回製パン技術学科 第7回ハイテクニカル科 第1回パティシエ技術学科 入学式
専修学校日本菓子専門学校(三浦秀一校長/東京都世田谷区)は、4月1日(金)同校にて入学式を挙行した。
開会の辞に続いて、三浦秀一校長が式辞を述べ、「本校は業界が設立した学校で、最高の教育の用意があり知識・技術を享受することができます。現在の心境を継続し、1つ目には実習で作る美味しい菓子・パンを食べることを楽しんでください、2つ目には友人を作り大切にしてください、3つ目には素直な気持ちを忘れないでください」と新入生に呼びかけた。
秋山昭八理事長の祝辞の代読に続き、来賓を代表して、日本洋菓子協会連合会の島田進氏、日本菓子専門学校同窓会副会長の酒井雅夫氏の祝辞が述べられた。続いて、電報披露の後、新入生を代表して戸田莉々花さんが「伝統ある本校でこれから知識と技術を勉強することは私達の新たな希望です。同級生と共に切磋琢磨することを、ここに決意し努力する所存です」と力強く誓いの言葉を述べた。
最後に鈴木信明副校長の閉式の辞で入学式を終了した。
なお、本年度は製菓技術科79名、製パン技術学科17名、ハイテクニカル科8名、パティシエ技術学科6名、合計110人の新入生を迎えた。なお、今年創設されたパティシエ技術学科は、1年制の洋菓子に特化した学科で、短期間で洋菓子の基礎技術の習得を目指すため、授業時間の80%以上が実習となっている。
2022-06-06
東京製菓学校 2021年度第1部生卒業式/2022年度第1部生入学式
学校法人/専門学校東京製菓学校(梶山浩司校長/東京都新宿区)は、3月15日(火)東京・西新宿のハイアットリージェンシー東京にて『2021年度卒業式』(昼間部)を挙行、和菓子・洋菓子・パン本科を合わせ、200名が晴れの日を迎えた。
会式の辞、校歌静聴に続く式辞の中で梶山校長は、「この2年間は世界中の人たちが苦しい日々を強いられ、生活も大きく変化しました。行き場の無い思いや辛かった経験を強さに変え、前に進む力としなければいけません。今は大きく様変わりした社会に対応できる人材が必要とされています。大変な時こそ美味しいお菓子やパンが人々に安らぎを与えます。これから皆さんが作る美味しいお菓子やパンを世界中の人々が待ち望んでいると思えば、身の引き締まる思いがするはずです。自分の経験はどんなに小さくても100万の他人の経験より価値があります。明日から新しいステージに進む皆さんは、“出来るだけ色々な事に挑戦する”“人の輪を広げる”を心に留め、夢や希望を強く持って、感動と感謝の気持ちで取り組んでください」と餞の言葉を贈った。
来賓からは東京都パン商工協同組合の上原晃道代表理事が「この学校の卒業生である事を誇りに思い、コンテストや講習会にも参加して更に技術を磨いてください」と祝辞を述べ、在校生を代表して松本青空さんが送辞を、卒業生を代表して名取亜海さんが「この2年間、クラスや国を超えて沢山の仲間と切磋琢磨してきました。社会に出てからは私たちの作るパンやお菓子で沢山の人を笑顔にしたい」と答辞を述べた。
この後、教務部の小林紀夫氏の「“これでいいや”ではなく、“これでいいのか?”という健全な危機感を持って仕事に臨んでください」という閉式の辞をもって式典を終了した。
■東京製菓学校2021年度卒業生 各賞受賞者
優秀賞 | 洋菓子本科 | 大森 勇樹 |
相馬 彩華 | ||
黒木 悠名 | ||
パン本科 | 小林 明日香 | |
努力賞 | 洋菓子本科 | 横澤 有希 |
竹田 彩音 | ||
石堂 朱莉 | ||
東京都専修学校各種学校協会会長賞 | 和菓子本科 | 古谷 咲輝 |
洋菓子本科 | 相馬 彩華 | |
パン本科 | 井部 真夏 | |
(一財)日本食生活文化財団理事長賞 | 洋菓子本科 | 黒木 悠名 |
日本菓子教育センター理事長賞 | 洋菓子本科 | 大森 勇樹 |
パン本科 | 小林 明日香 |
4月1日(金)には、同校講堂にて、2022年度第1部生の入学式が挙行され、174名(洋菓子本科、和菓子本科、パン本科)の新入生を全国及び海外から迎えた。
式辞の中で梶山校長は、「お菓子やパン作りに終点はなく、入学したからと言って夢が実現するわけではありません。共通の夢を持つ仲間と共に、夢の実現のために頑張りましょう」と述べた。
来賓からは、同校講師の杉山大一氏(ベケライ ダンケ)が「毎日を大事にかつ丁寧に、焦らず、慌てず、あきらめずに前進してください。そして友は財産です。また、今の立場の幸せを感じて学校生活を送ってください」と祝辞を述べ、希望の詩を清聴した後、同校教育部の小林紀夫氏の「強い意志と信念をもって努力すれば夢は必ず実現します。明日から一緒に頑張りましょう」という閉式の辞で式典を終了した。
午後6時から入学式が行われた第2部(洋菓子専科、和菓子専科、パン専科)には73名が入学した。
2022-04-04
国際製菓専門学校 Chitralada Technology Institute(タイ王国)と姉妹校協定調印
学校法人啓倫学園 国際製菓専門学校(田中亮一校長/東京都立川市)では、1月25日、タイ王国のChitralada Technology Institute(以下チットラダー校)と姉妹校協定の調印式を行った。
チットラダー校は、チットラダー王宮内および隣接地域にあり、初等教育から高等教育学校までを擁する総合学校で、王族や宮内省勤務者の子息が多く通っている。
国際製菓専門学校では、主としてチットラダー職業学校およびチットラダー工科学院と交流を行い、国際的視野を広げる教育が必要不可欠であるという認識の下、泰日間の相互理解・友好を深める革新的な教育課程を、生徒の交流を通じて実現するとしている。
今後、同校の高等課程であるパティシエ調理師科では、2 年次にタイ研修が必修となり、王立学校での研修を中心にタイの文化を体験し、ホームステイやボランティア活動に加え、タイの歴史も学ぶほか、日本の料理をチットラダー校の生徒たちと作り、それを学内などで販売することも計画している。また、タイからも研修生を受け入れる予定としている。
2022-03-14
国際製菓専門学校 KOKUSAI 学生考案 オリジナル商品販売会
~米粉を使用した健康思考の商品~
学校法人啓倫学園国際製菓専門学校(田中亮一校長/東京都立川市)では、2021年12月8日と9日の2日間、製菓総合専門士科(職業実践専門課程)の2年生が、卒業課題の一環として1年間に亘って商品開発を行ってきた『米粉を使用した健康思考の商品』の中から、優秀作品5品を販売する販売会を開催して好評を博した。
雑穀米やクルミを使用して、ビタミンEや食物繊維を手軽に摂取でき、見た目でもお米を味わえるお菓子。女性でも大きな口を開けなくて済むように長方形サイズにカットし、手を汚さずに食べられるように包装紙で食べやすく包んだ。今年度の最優秀作品。
おいしいだけではなく、食事では補いきれない栄養素を補給できる栄養満点のケーキ。豆腐やおから、豆乳、白あんなどの豆製品をふんだんに使用し、ビタミン、ミネラル、食物繊維が豊富に含まれている。付属のスポイトには「みたらしソース」が入っている。
「イートストレスフリー」×「スイーツ&ヘルシー」×「アレルゲンフリー」を実現したケーキ。Riseはライス(米)と大豆の“ズ”を合わせた造語。また「ライズ」には英語で「上がる」という意味があり、このスイーツを食べて気分も上がり、たんぱく質が豊富に含まれているため代謝も上がるという意味も込められている。
米粉パンで食料自給率UPハンバーガーを作ろうとして考えたもの。米粉と強力粉を5:5で合わせ、ふわふわもちもち食感のバンズに仕上げた。パテには豆腐とおからを使用してお腹にたまりやすく、少量でも満足感が得られ、ヘルシーに仕上げた。