京都を代表するフランス菓子の店「オ・グルニエ・ドール」。オーナーシェフの西原金蔵氏は、20世紀を代表する料理人の一人で、“厨房のダ・ヴィンチ”と称されるアラン・シャペル氏に請われ、仏・ミヨネーの三つ星レストラン「アラン・シャペル」本店でシェフ・パティシエを務めた経験がある。
本書は、シャペル氏の料理哲学『ルセットを超えるもの』を受け継ぎ、つねに基本に立ち返ることで、独創性を追求する西原シェフのルセット集。菓子作りの基本となる12の生地をベースとして、プロセスの合間に「なぜそうするのか」という理由と目的を解りやすく解説することで、「なぜ」を踏まえた基本と、その基本から生まれる独創性を大切にしている。
オールカラーで、プロセス写真も豊富なため、生地の混ぜ終わりの適切な状態や、焼き上がりの状態も一目瞭然。基本の大切さはもちろん、パティスリーの仕事の奥深さ・繊細さ、そして楽しさや素晴らしさも学ぶ事ができる。

●持ち運びに便利なポケットサイズ
●日本語を母国語にしない方のために、日本語にローマ字読みを記載
●基本レシピを追加（お菓子４品、パン４品）NEW
●材料や調理器具など、より時代に合った用語を追加 NEW
●一部の用語は、５０音順に並べ、より調べやすく NEW
●コラム「フランス・ドイツのくらし」を新たに。さらにイギリスを追加 NEW
●お祝いの菓子を彩る、コラム「祝祭のケーキのための慣用句」を追加 NEW

本書をご希望の方は、書籍代金に送料を添え、ＰＣＧ誌トジコミの「払込取扱票」で郵便局からご入金ください。その際、通信欄には「会話集の本」と明記してください

パーティや園遊会などで供され、一口サイズで食べられる小さなお菓子「プティフール」。その種類は、プティフール・フレ、プティフール・セック、プティフール・グラッセ、プティフール・サレなど様々で、最近では、レストランのミニャルディーズや贈答品としても需要が高まっている。

本書では、実力派のシェフ8人が、そんなプティフールの数々を“アソート”に念頭を置いた上で、ルセットはもちろん、詰め合わせ例・提供例を含めて紹介している。
小さなサイズ、カラフルな彩り、形の可愛らしさ等々、プティフールの魅力と可能性を再発見できる貴重な保存版。

ＰＣＧ2013年2月号～2015年6月号まで隔月で連載された『販売力で差をつける！』が、加筆・編纂され、「『一人前の販売員』になるために。」のタイトルで発売された。
世の中に“接客”や“マーケティング”に関する書籍は数あれど、本書は洋菓子店の店長や販売員に特化し、仕事ですぐに役立つ内容となっている。
入社したばかりの新人はもちろん、販売員を1～2年経験して後輩に仕事を教えたり、人を育てるポジションに就いた人、今まさに店長として活躍している人、企画・販売を担当している人の教科書となるように、それぞれのステージで必要とされる基本的な考え方や必要な知識などが実例を交えて具体的に書かれている。業界人必携の1冊！

本書は、イラストレーターでまんが家、絵本作家の著者が、スイーツジャーナリストの平岩理緒さんの案内でスイーツの名店を食べ歩く様子を書き下ろした“コミック（まんが）”である。
平岩さんが紹介するスイーツは、「おいしいのは当たり前！！」で、背景にあるストーリーや一品勝負の専門店など「おいしい＋α」の名店ばかり。まんがには著者や平岩さんはもちろん、各店のシェフも登場して自慢のスイーツのこだわりを語っている。１ヶ月に200種類以上のスイーツを食するという平岩さんとシェフの解説に耳を傾けながらスイーツを味わう疑似体験が出来る、文字通り垂涎！のスイーツ・ガイド・コミック。