2017-12-04
新刊 厳選 ショコラ手帖
~くらべるともっとおいしい!名店の味のこだわり~
世界中にカカオを求め、ついにはコロンビアにチョコレート工場を建てたカカオハンター®小方真弓氏がカカオの解説を担当し、スイーツジャーナリストの平岩理緒氏が案内人を務めた本書は、国内外トップショコラティエ・パティシエ達の味へのこだわりを凝縮した1冊。登場するショコラやチョコレート菓子を徹底比較するだけでなく、裏話や取材秘話も披露されている。
マニア垂涎の作り手達が18ジャンル(ビーントゥバー、ボンボンショコラ、トリュフ 他)のチョコレートアイテムで腕によりをかけて美味しさを競っており、持ち歩きに便利な新書サイズなので、鞄に入れて食べ歩きのチョコレート・ハンティングを楽しめる。
2017-12-04
新刊 イデミ スギノ 進化する菓子
~感じて考える飛躍する菓子がここにある~
本書では、日本で最も有名なパティスリーの一つとして知られる『イデミ スギノ』(東京・京橋)の96品の製品ルセット(配合のみ英語併記)と併せて、オーナーシェフの杉野英実氏がどのように感じ、考えて菓子作りを続けてきたかを18のコラムにまとめている。
「軽くても、深く」、軽やかなのに繊細で、素材感をきっちり表現する手法は、杉野氏の飽くなき探求と、酸味の使い方、酒の活かし方、ジュレを多用するテクニックなど、経験値から導き出されたもの。ひたすらおいしい菓子をつくるために日々感じ、改良を重ねる進化の過程がレシピと共に紹介されている。美しい製品写真はもちろん、断面図や豊富なプロセス写真も理解を深める一助となるはず。既刊『素材より素材らしく』から19年、満を持して上梓された集大成。
■目次より(抜粋)
コラム(杉野英実の菓子づくり):季節感はお菓子でつくる/ふつうでは合わせない素材も使ってみる/酸味の魔術/おいしさの連鎖
2017-11-10
新刊
パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウの 現代に甦るフランス古典菓子
本書は、東京・高幡不動の有名店『パティスリー・ドゥ・シェフ・フジウ』のオーナーシェフ、藤生義治シェフ氏による初のレシピ集。“TRAITÉ DE PATISSERIE MODERNE”を始めとする古書からフランスの古いレシピを読み解き、藤生シェフ独自の視点を加味して再現した味わい深い古典菓子に加え、店頭に並ぶ定番の焼き菓子や生菓子、コンフィズリーなど計54点を紹介。
フランス古典菓子を長年研究し、現代の嗜好に合わせて“藤生流”のフランス菓子を創り出す藤生シェフならではのアレンジの手法やポイントも掲載している。
2017-11-10
新刊 プチガトー・レシピ
~パティスリー35店の生菓子の技術とアイデア~
素材、製法ともに進化を続けるパティスリー界にあって、ショーケースで最も目を惹く「プチガトー」(生菓子)は、これまで以上に百花繚乱の様相を呈している。
Café-sweets編集部による本書は、ベテランから若手まで注目35店の傑作プチガトーをレシピと共に紹介。詳細なレシピからは、製法のポイントだけでなく、シェフや店の菓子作りの考え方も見えてくる。レシピ35品に加え、80品を超えるプチガトーを並べた「プチガトー・コレクション」も掲載。多彩なスタイルやアイデァが、パティシエの創作意欲を刺激する一冊。
2017-10-11
新刊 平岩理緒 監修 厳選スイーツ手帖
~くらべるともっとおいしい!名店パティシエの味のこだわり~
本書では、スイーツの世界で「基本中の基本」と言える12種類のシンプルスイーツに限定し、国内外のトップ・パティシエ/パティシエール42名が、どれも企業秘密ではないかと思われる味やスタイルへのこだわりを披露している。
ショートケーキ、シュークリーム、モンブランなどに代表されるシンプルスイーツは、どの店にもあるアイテムだけに、誰でもイメージし易い美味しさがあり、それ故どの店よりも美味しく作るのは至難の技に違いない。
原材料へのこだわりや熟練の技、隠し味、構成の工夫等々、12種類のシンプルスイーツをそれぞれ5品ずつ厳選し、チェックポイント(例えばショートケーキなら、生地へのこだわり、イチゴの特徴、生クリームなど)やシェフのコメント、価格やおすすめの食べ方などが徹底比較されているので、自分好みの一品を探すのにも最適。
シェフのプロフィールやお店紹介はもちろん、原材料のコラムや“スイーツひと言事典”などの多様な情報も満載で、スイーツジャーナリスト平岩理緒氏の監修ならではのちょっとマニアックな一冊。
*10月上旬には続刊『厳選ショコラ手帖』も発売される予定