2017-10-11
新刊 トーキョー・パティスリー・ガイド
~スイーツマニア・プロ必見の102店~
本書では、新規出店が相次いでいる東京を中心に、埼玉、神奈川、千葉、さらには関西エリアの話題のパティスリーを紹介。本場フランスの空気を再現した店、日本的なケーキも豊富な店、地域密着の店、ホテルのペストリーショップなど、どの店も品揃えや空間で、独自のスタイル(オーナーの個性)を打ち出している。
ベテランシェフから今をときめく気鋭の若手まで、シェフのプロフィールや“店と菓子作りの方向性”をコンセプトとした、食べ歩きや繁盛店のリサーチに役立つプロ必携のガイド本。巻頭の50音順はもちろん、巻末の駅名順インデックスも便利だ。
2017-09-11
新刊 もしもあなたがプリンセスになったら
今田美奈子著 美内すずえ画
本書は、ヨーロッパ伝統の菓子を紹介する傍ら、それらを盛る食器やテーブルセッティング、プロトコールマナーを伝える食卓芸術サロンを主宰する今田美奈子氏による書籍。プリンセスの日常を紐解くとともに、その時代に生きてきたプリンセス達の軌跡をたどっている。
また、フランスで城館「ロゼール城」を所有し、城主の生活を20年送った経験を経た著者ならではの豊富なエピソードが盛り込まれ、読み物としても楽しめる。
さし絵は著名漫画家の美内すずえ氏が担当した。
2017-09-11
新刊 焼き菓子の売れてるパティスリーのフール・セックとドゥミ・セック
〜10店のレシピと差がつく売り方〜
本書に収録されているのは、生菓子はもちろん、焼き菓子にも多くのファンを持つパティスリーの人気のフール・セックとドゥミ・セックの「味づくり」と「レシピ」と「売り方の工夫」。
馴染みのある美味しさの中に、“この店でなければ”と思わせるオリジナリティを潜ませること、そして、それをお客の心に届く形にして見せること。“焼き菓子もよく売れるパティスリー”のフィロソフィー(哲学)とヒントがここにある。
2017-08-10
新刊 大和田聡子 監修 川人わかな 取材・文 世界の夢のパン屋さん
〜伝統のバゲットから、宝石のような甘いパンまで ようこそ!めくるめく、パン屋をめぐる冒険へ。〜
本書では、フランスを中心に、オランダ、ドイツ、イタリア、スペインにある珠玉のパン屋22軒を巡り、自慢の逸品はもちろん、店の雰囲気や職人のこだわり、地域性まで、徹底的に現地取材している。
120年以上変わらぬレシピで自家製全粒粉のパンを作る「ハルトーグス・フォコーレン」(アムステルダム)、1020年以上受け継がれてきた天然酵母でパンを作る「フォルノ・ア・レジーナ・ダ・セルジオ」(ローマ)、世界一と謳われる絶品のクグロフで知られる「ヴァンデルメルシュ」(パリ)などの家族経営の小さな店や、「メゾン・カイザー」、「ポワラーヌ」、「ゴントラン・シェリエ」など海外にも展開している有名店まで、規模やスタイルは様々だが、いずれの店のパンにもその地域に根ざしたルーツとパン職人の誇りが伺える。
「パンはガストロノミーにおいて無視することができない付け合わせです」と、かのポール・ボキューズ氏が序文を寄せている。パンを愛する全ての人へ!
2017-08-10
新刊 藪光生 著 新・和菓子噺
〜知るほどに深まる和菓子の愉しみ〜
全国和菓子協会専務理事で、日本菓子教育センター副理事長の藪光生氏による本書は、平成18年に上梓された『和菓子噺』に改訂を加え、更に充実を図ったもの。
「この本は学術書でもなければ専門書でもありません。また和菓子グルメの紹介本でもありません。どなたが読んでも和菓子のことがわかりやすいように、話し言葉でまとめた和菓子の本です。和菓子の数多い商品特性や魅力、その背景などを知ることにより、和菓子を味わう愉しみを深めて頂ければ望外の幸せです」(本書序文より)。
読み物としての面白さはもちろん、和洋を問わず、また製造・販売に関わらず、製菓従事者必読の、ひいては全ての日本人に読んで欲しい一冊。身近な和菓子文化の奥深さにきっと魅了される。