2020-01-10
全日本洋菓子工業会 新世代の会
第14回研修旅行を関西で開催
当工業会の新世代の会は、昨年10月9日(水)~10日(木)の1泊2日に亘り、関西地区で研修会を開催した。
初日は、近江八幡市からスタートし、たねやグループが経営する日牟禮ヴィレッジ「日牟禮茶屋」で、株式会社クラブハリエ 代表取締役社長の山本隆夫氏の講話を聴講。次に、たねやグループのフラッグシップショップであり本社機能を有するラ コリーナ近江八幡に場所を移し視察した。
大阪へ移動し、大阪北浜の歴史的建造物に店舗を有する五感北浜本館にて、代表取締役社長の浅田美明氏の講話を聴講した。その後、なんばグランド花月で観覧後、「千日前はつせ」にて懇親会を行った。 2日目は、親睦コースと菓子店視察コースの二手に分かれ、菓子店視察コースでは、パティシエ・エスコヤマ(兵庫県三田市)を視察後ドーバー洋酒貿易株式会社神戸三田工場に立ち寄り、その後ケーキハウス ツマガリ(兵庫県西宮市甲陽園)を訪問。津曲孝代表取締役自らが案内する各拠点を見学した。
最後に、デリチュース(大阪府箕面市)を訪れ、代表取締役の長岡末治氏の講話を聴講した。
同会では、今後も若手業界関係者の英知と努力を結集し、資質の向上、相互の親睦・融和を図るべく研修会等を行っていくとしている。
参加者(敬称略):(株)イシカワ 石河勲、(株)お菓子の香梅 副島英史、(株)龜屋 山﨑淳紀、(株)銀座コージーコーナー 川原耕一、(株)ゴンドラ 細内滋之、ドーバー洋酒貿易 和田明久、浪花食品(株) 森脇克弥、(株)母惠夢本舗 岡田俊三、(株)明月堂 秋丸敏郎、(株)村上開新堂 水野 珠貴、(株)村上開新堂 平岡 幹康、(株)レピドール 大島崇嗣、(協)全日本洋菓子工業会 清木利恵
2019-11-12
協同組合日本洋菓子工業会「第17回サマー交流会」を開催
当工業会では、8月28日(水)午後13時40分より、東京・浜松町の世界貿易センタービル39階東京會舘にて標題の交流会を開催した。
冒頭の小澤俊文理事長の挨拶に続いて、第一部では賛助会員の株式会社内田洋行ITソリューションズならびに株式会社アニーより情報提供がなされた。
次に、新入会員として、組合員「株式会社ル・スティル」、「湘南ル・ショコラBunzoo」、賛助会員「ポッカサッポロフード&ビバレッジ株式会社」、「株式会社内田洋行ITソリューションズ」、「ネクスタ株式会社」、「オーム乳業株式会社」が紹介された。引き続き日本食糧新聞社 展示会運営事務局長の中津川栄之助氏が、今年の10月16日(水)~18日(金)にインテックス大阪で開催する関西デザート・スイーツ&ベーカリー展と、来年の4月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイトで開催する、第17回 デザート・スイーツ&ベーカリー展の概要を説明し出展を募った。続いて細内進副理事長が「第8回スイーツコンテスト/タルト-1グランプリ」への作品応募ならびに協賛を呼びかけた。
第二部では、今年10月の消費税率引き上げで酒類・外食を除く飲食料品が軽減税率制度の対象品目になることを受け、財務省 主税局 税制第二課 課長補佐 佐々木辰実氏が「消費税の軽減税率について」情報提供した。
第三部の交流パーティでは、小澤理事長が挨拶を述べ、続いて来賓として出席した農林水産省食料産業局食品製造課長の東野昭浩氏から、盛会を祝う旨のスピーチがあり、日本食糧新聞社 代表取締役会長・CEOの今野正義氏による乾杯の音頭で開宴した。宴たけなわの頃、中沢乳業株式会社代表取締役社長の中澤謙次氏より中締めの挨拶があり、賛助会員・組合員ら総勢約100名が集まった同交流会は盛会裏に終了した。
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■賛助会員による情報提供
◆(株)内田洋行ITソリューションズ 営業部 営業1課 掛巣功二氏
はじめに同社執行役員 首都圏事業本部 ソリューション事業部長の田所正實氏が会社概要を説明し、「私どもは食品業に特化したERPソフト『スーパーカクテル』を基幹システムとして、業界ならではの商習慣をパッケージの機能に盛り込んでおり短期間、ローコストで導入できる特徴がある。全国で21拠点ある事業所を通じて、ワンストップでサービスが可能」とコメントした。続いて掛巣氏より食品業向けERP市場でシェアNo.1を占める「スーパーカクテル」シリーズを導入することで、どのように食品製造業・食品加工業の業務の効率化と業務品質の向上が可能であるか説明がなされた。
◆(株)アニー 代表取締役社長 加藤 進次郎氏
製菓製パン店に特化した顧客管理POSレジシステム「ninapos」は、全国の繁盛洋菓子店を中心に全国約850店舗へ導入されている。「ninapos」は、店舗では(1)レジ処理速度(2)予約管理(3)接客品質(4)販売促進、工場では(5)受発注(6)需要予測(7)製造数(8)レシピ・材料原価において、システム効率化の改善が見込める旨説明がなされた。続いて、POSデータに見る最新顧客動向を紹介。大学との産学連携によるビックデータ解析プロジェクトを通じて、POSデータを活用した様々な分析から導かれた事例を資料に基づき説明した。
2019-11-12
協同組合全日本洋菓子工業会 新世代の会 研修会を開催
~コロンバン埼玉工場を見学~
当工業会の新世代の会は、8月29日(木)に研修会を実施し、23名が埼玉県加須市にあるコロンバン埼玉工場の見学を実施した。
同工場は、最新鋭の設備を導入し業務の効率化を図り、顧客に安全・安心な商品の供給することを目指し、総和工場(茨城県総和町)と東京工場(埼玉県川口市)を統合し、2013年5月に竣工した。今年2月には、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格「FSSC22000」の承認を受けている。
研修会では、当工業会理事長で㈱コロンバン 代表取締役社長の小澤俊文氏が挨拶し、続いて同社取締役生産管理部長の千島敏幸氏が、埼玉工場の概要についてスライドで説明した。
その後、3チームに分かれ、白衣にマスクや帽子等を着用し、粘着ローラーやエアシャワーそしてバキュームで異物除去した後、それぞれ1階の焼き菓子工場や2階の生菓子工場を見学した。参加者は、同社の引率者による説明を聞きながら、クッキーや「焼きショコラ」ならびに「メルヴェイユ」が、全自動ラインで生地の成形や焼成などを経ていく様子や、人手による箱詰めや生菓子工場の製造の様子等を見学した。
同会では、今後も若手業界関係者の英知と努力を結集し、資質の向上、相互の親睦・融和を図るべく研修会等を行っていくとしている。
2019-11-12
小澤理事長 名城を訪問
~沖縄県スイーツ業界のリーディングカンパニー ~
当工業会理事長の小澤俊文((株)コロンバン代表取締役社長)は、7月19日(金)、沖縄県の株式会社名城(名城孝代表取締役社長/沖縄県浦添市)を訪問し、同社の沖縄県でのPCG誌の販売協力に感謝を述べた。
株式会社名城は、1963年4月、沖縄県那覇市に名城商店として創業、以来56年以上に亘って、県内の製菓・製パン・ホテル・レストラン等業者のために、材料・機器・包材・オーナメントなどを取り揃え、各種製菓技術講習会の開催や、開業サポートなど、幅広いサービスを提供し、沖縄県のスイーツ業界を支えてきた実績がある。
(株)名城 所在地:沖縄県浦添市西洲2丁目6番地1
TEL.098-870-1117 FAX. 098-870-1211
URL. http://www.nashiro.co.jp
2019-08-07
協同組合全日本洋菓子工業会 「第58回通常総会」を開催
当工業会では5月27日(月)午後15時より帝国ホテル東京(東京都千代田区)「雅の間」にて「第58回通常総会」を開催した。開式の辞を副島隆副理事長((株)お菓子の香梅)が述べた。物故者に対する黙とうが捧げられた後、小澤俊文理事長((株)コロンバン)が挨拶を述べた。この後、定足数の報告を経て小澤理事長を議長に選出、「30年度の事業・決算報告」並びに「令和元年度の事業計画・予算案」について審議が重ねられ、全会一致で採決された。閉会の辞を福永晃三副理事長((株)フクナガ)が述べた。また、通常総会に先立ち、組合員向けにHACCP説明会が行われた。
午後5時からは、同ホテル「光の間」に会場を移して、賛助会員並びに関係諸団体等を招いての懇親会が催された。まず、小澤理事長が「現在日本の食品業界は厳しい状況にあり、米中関係など国際経済が影響を与えています。少子高齢化、消費税軽減税率導入、働き方改革など課題は山積みです。このような人々にストレスを与える状況においては、そこから回復するには甘いものを食べないと復活できないといえます。従って菓子業界はこれから発展する人を幸せにする産業です」等と挨拶を述べ、この後、来賓を代表して農林水産省大臣官房審議官小野稔氏が祝辞を述べた。続いて、今年1月にフランス・リヨンで行われたクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーに出場し準優勝を果たした、西山未来氏((株)シュゼット・ホールディングス)、伊藤文明氏(パティスリー メゾンドゥース)、小熊亮平氏((株)グルメ和光)と、昨年9月のUIBC世界ジュニア製菓技術者コンクールで第3位に入賞した九島朱季氏(にいがた食育・保育専門えぷろん)が紹介され挨拶した。会場からはその栄誉を讃え盛大な拍手が贈られた。そして日本食糧新聞社会長CEOの今野正義氏の乾杯の発声で、190名の業界関係者が集う華やかなパーティが開宴した。
宴もたけなわの頃、中沢乳業株式会社代表取締役社長の中澤謙次氏が中締めの挨拶を述べて、午後6時20分過ぎに全ての予定を滞りなく終了した。