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クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーの情報

La Coupe du Monde de la Pâtisserie

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2023-09-06

クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー
2023年代表選手による特別講習会を開催

 クープ・デュ・モンド日本実行委員会(小澤俊文実行委員長)は、2023年6月7日と8日の2日間に亘り、ドーバー洋酒貿易㈱にて特別講習会を実施した。2023年1月にフランス・リヨンで行われたクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーでは、駒居崇宏氏(㈱シュゼット・ホールディングス)を団長に、チームリーダーの鈴鹿成年氏(㈱シュゼット・ホールディングス)、髙橋萌氏(エキリーブル)、柴田勇作氏(㈱PRISM)が日本代表として出場し、強豪国フランス・イタリアを抑え見事優勝を果たした。特別講習会では、優勝を記念し3名の日本代表選手が、大会作品の再現を行った。
 午前中の講習では、それぞれが担当した味覚作品を披露。鈴鹿氏がシェア・デザート「Wind(風)」、髙橋氏がレストラン・デザート「Windmill(風車)」、柴田氏がフローズン・デザート「Fluid(流体)」とフローズン・ロリポップ「Plume(羽)」の製法のポイントを紹介した。大会では電気系統のトラブルが発生したため練習通りには進行せずとも、味覚作品を完璧な状態で提出すべく、優先順位を考えながら柔軟な対応で乗り切ったエピソードが紹介された。
 午後からは、ピエスモンテ作品の実演が行われた。鈴鹿氏は、およそ5kgになるというクジラの本体に使用するアメを自作の型に流し、「大会本番中に、顔部分が割れてしまい焦って蓋を閉じた」と語り、応援席からの声援で気持ちを切り替え、リカバリーすることができたというエピソードを紹介した。高橋氏は、「自分が得意な事に特化しようと考え、ピエスモンテは造形教室に通い、プロの指導を受けながら構想を重ねた」とコメントした。柴田氏は、「前大会にはなかった氷彫刻が課題に復活したことで、ワーキンググループのメンバーにすぐ相談して対応した」と述べ、クジラの氷彫刻を実演した。
 MCは2025年大会の団長に就任した冨田大介氏(パティスリー カルチェ・ラタン)が担当し、各氏に質問を投げかけて、過去のコンクールについての解説も加えながら会場を盛り上げた。また、2025年大会を盛り上げるべく、リストバンド(税込み:1,000円)を製作したことに言及し、会場でも販売された。
 会場には両日ともに100名超の受講者が参集し、次のクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーを目指すという意気込み溢れる参加者からの質問も数多く出るなど、盛会のうちに終了した。

2023-03-13

クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー 2023年大会に出場する日本代表チームの壮行会を開催

クープ・デュ・モンド日本実行委員会(島田進実行委員長)は、2022年11月30日にドーバー洋酒貿易株式会社講習会場にて、フランス・リヨンで行われる国際展示会「シラ」のイベントのひとつとして、2023年1月20~21日の2日間開催されるクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーに出場する日本代表チームの壮行会を行った。
 はじめに、島田進実行委員長(パティシエ シマ)が挨拶し、「固定概念にとらわれず、オリジナリティのある見せる手仕事を表現し、作品づくりに臨んでください。期待しています」と述べた。
 駒居崇宏団長(㈱シュゼット・ホールディングス)は、協賛各社ならびに実行委員会・ワーキングループへ感謝の言葉を述べ、「大会まで50日に迫りました。現段階の作品をご紹介するので、アドバイスやご意見がありましたらお願いします」と挨拶した。チームキャプテンでアメ細工ピエスモンテとシェアデザートを担当する鈴鹿成年氏(㈱シュゼット・ホールディングス)、チョコレート細工ピエスモンテとレストランデザート担当の高橋萌氏(エキリーブル)、氷彫刻とフローズン・ロリポップ、アントルメグラッセ担当の柴田勇作氏(㈱PRISM)が順番に挨拶した。鈴鹿キャプテンが、「クープ・デュ・モンド2023の大会テーマはクライメイトチェンジ(気候変動、地球温暖化と同義)です。プラスなイメージに繋がるよう「雲」、「クジラ」、「風」をモチーフに掲げています」と作品について説明した。
 続いてクープ・デュ・モンド日本実行委員メンバーで大会創設者のヴァローナ ジャポン ㈱のアントナ・ナジブ代表取締役社長の乾杯の発声後、選手自らが大会に向けて考案した試食作品を配布した。参加者は、4種の味覚作品を味わうとともに、代表選手団や過去の出場選手で構成されたワーキングループのメンバーらと和やかに懇談した。
 最後に協賛企業を代表して池伝株式会社常務取締役の小林孝彰氏が選手へ激励の言葉を述べ、続いて団長・選手が決意表明を行った。その後実行委員会メンバーの柳正司氏(パティスリー タダシヤナギ)の挨拶で壮行会が締めくくられた。
 なお、日本代表チームは2日目の21日に、6番ブースで競技を行った。同日には、フランスチームや2019年大会に優勝したマレーシアチームが登場した。
※クープ・デュ・モンド2023の詳細はPCG4月号で特集します

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2022-02-11

クープ・デュ・モンド日本実行委員会 2021年大会の祝勝会を開催

 クープ・デュ・モンド日本実行委員会(島田進会長)は、昨年9月24・25日に、再々延期を経てフランス・リヨンで開催されたクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーで、見事準優勝を果たした日本代表チームを称え11月22日に祝勝会を開催した。
会場となった東京・青山の「Aoyama treehouse」では、11月21日に東京製菓学校で行われたクープ・デュ・モンド国内選考会の表彰式も同時開催された。
 はじめにクープ・デュ・モンド日本実行委員長(当時)を務めた小澤俊文氏(㈱コロンバン/当工業会理事長)が挨拶に立ち、「5大会連続の準優勝というのは、過去に例がなく素晴らしい成績で世界に誇れる事。次の大会にバトンを繋いで、2023年大会でも実績を残して欲しい」とコメントした。
 続いて五十嵐宏団長(パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ)とチームリーダーの塚田悠也氏(東海調理製菓専門学校)、原田誠也氏(㈱クラブハリエ)、赤羽目健悟氏(帝国ホテル東京)の3選手が紹介され、会場に集まったスポンサー企業ならびに大会関係者からは惜しみない拍手が贈られた。
五十嵐氏は、大会を総括し「新型コロナによる大会の延期やロックダウンなど困難を極めたが、3選手の結束が強く明るく元気に前向きに取り組んでいた。仕事においても素敵で力強く説得力のあるパフォーマンスを発揮してくれた。こういった状況下に銀メダルを取れたことは選手の頑張りはもちろん、サポートしてくれた岩田さん、実行委員の諸先輩、ワーキングループメンバー、スポンサーの皆様のお陰です。ありがとうございました」と述べた。
続いて3選手がそれぞれ「苦しい中支えていただいて感謝している。納得のいく作業をすることができた(塚田氏)」、「すべてをぶつけて銀メダルを取ることができ、やりきったと思っている(原田氏)」、「悔しさもあるが、チームとして良い思い出ができた(赤羽目氏)」等とコメントし、スポンサーら会場にいる参加者へ感謝の言葉を述べた。次に司会者がインタビュー形式で、大会でのエピソード等を質問し、選手の回答に会場が盛り上がった。
最後に協賛企業を代表して、株式会社 イワセ・エスタ東京 代表取締役社長の山口郁夫氏が祝辞を述べた。

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2021-11-26

≪速報≫ 第18回クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーの出場を目指す日本代表選手が決定!!

2023年フランスのリヨンで開催される、クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーの日本代表選手を決める国内選考会が、11月21日(日)に、専門学校東京製菓学校(東京・高田馬場)で行われました。
22日(月)に東京・青山で行われた表彰式で、以下の選手が代表に選出されました。

A部門アントルメ・ショコラ/アメ細工部門 鈴鹿 成年/㈱シュゼット・ホールディングス
B部門レストラン・デザート/チョコレート細工部門 高橋 萌/ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ
C部門アントルメ・グラッセ/アメあるいはチョコレート細工部門 柴田 勇作/KITO DESIGN HOLDINGS ㈱

この3名は、2023年1月27~28日にフランス・リヨンのSIRHA国際外食産業見本市内の特設会場で開催される本大会への出場を目指し、日本代表チームとして来年開催予定のアジア予選に挑戦します。また、2期団長を務めた五十嵐宏氏(パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ)から、駒居崇宏氏(㈱シュゼット・ホールディングス)が団長のバトンを受け継ぎました。
※詳しくは、世界の菓子PCG2月号で掲載します

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2021-10-22

≪速報≫2023年 第18回 クープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリー
国内予選一次審査結果のお知らせ

クープ・デュ・モンド日本実行委員会は、来年2023年1月にフランス・リヨンで開催されるクープ・デュ・モンド・ドゥ・ラ・パティスリーの第18回大会の出場選手を決定する一次審査(書類選考)を10月21日(木)に行いました。
厳正な審査の結果、下記の通りA部門(アントルメ・ショコラとアメ細工)7名、B部門(レストラン・デザートとチョコレート細工)4名、C部門(アントルメ・グラッセとアメ細工あるいはチョコレート細工※複合可)3名の計14名の決勝進出者が決定しました。
二次審査(実技選考)は11月21日(日)に専門学校 東京製菓学校で行われます。この決勝進出者の中から各部門の優勝者が、日本代表チームを結成し2022年に実施されるアジア大会にて本選出場権を勝ち取り、2023年1月開催予定のフランス本選へ挑みます。決勝当日は、競技及び審査終了後(17:00-18:00)に、各選手の作成した作品の鑑賞は可能です。ご希望の方は会場までお越し下さい。

■二次審査(実技選考)概要■

◎会場 専門学校 東京製菓学校(東京都新宿区高田馬場1丁目14-1)
◎開催日・時間
A部門 2021年10月21日(日) 8:00~15:00
B部門 2021年10月21日(日) 8:00~15:00
C部門 2021年10月21日(日) 8:00~13:00

■決勝進出者 14名(敬称略)■

◎A部門(アントルメ・ショコラとアメ細工)

小川 真敬 パティスリー ラ・ローズ・ジャポネ
門松 耕平 帝国ホテル大阪
菅原 聡倫 株式会社 スタジオ・シュゼット
鈴鹿 成年 株式会社 シュゼット・ホールディングス
畑田 洋志 中沢乳業株式会社
的場 勇志 株式会社 美十
八代 真秀 モンサンクレール
 

◎B部門(レストラン・デザートとチョコレート細工)

川野 圭一 セルリアンタワー東急ホテル
高橋 萌 インターコンチネンタル東京ベイ
旗 雅典 株式会社アクアイグニス
横畠 正一 株式会社クラブハリエ
 

◎C部門(アントルメ・グラッセとアメ細工あるいはチョコレート細工※複合可)

柴田 勇作 KITO DESIGN HOLDINGS 株式会社
泉水 佑太 グランドハイアット東京
宮﨑 龍 エルダンジュNAGOYA

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