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2023-09-06

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コロンバン 第2回「お客様が選ぶ!!全国いちご選手権」表彰式を開催

 当工業会組合員の株式会社コロンバン(小澤俊文代表取締役社長/東京都渋谷区)は、2023年6月27日に明治記念館にて、表題のイベントを開催した。
 このイベントは、宮内省大膳寮員として早くからいちごの魅力を知っていた創業者・門倉國輝氏が、ショートケーキにいちごを取り入れるなど、いちごとの歴史を持つ同社が総力をかけて行ったもの。「お客様が選ぶ!!全国いちご選手権」は、同社が展開するフルーツワッフルの専門店「Waffle Palette -ワッフルパレット-」の2月の催事の中で開催、全てのワッフルをいちごで揃え販売個数を競った。使用したいちごは、品種・産地・大きさ・話題性などの観点から全国選りすぐりの27品種を対象に選考し、美味しさに拘り8種を厳選した。
選手権に参加した買い物客からは「去年より数段美味しかった」、「どれが一番か選べなかった」という感想が出るなど好評を博した。
 同社代表取締役社長の小澤俊文氏の挨拶では、「ショートケーキのルーツ企業である私どもは、来年で100年を迎えますが、良いいちごを求め続けてきました。いちご農家様の良質ないちごの作るための研究や努力などの作り手の思い、そして菓子の作り手の思いを、顧客に伝えるというストーリづくりを加速できればと」等と述べた。
 続いて、入賞から優勝まで順に表彰がなされ、表彰状と記念品が授与された。
前回に続き連続優勝となった株式会社TAKANO ただかね農園の高野宏昭代表取締役社長は、「観光農園を営んでいる私どもは、地元ワインの搾りかすをたい肥にするなど、地域循環型農業を行っています。最近では、自身の考え方や取り組みを伝えようと後継者の育成に着手しており、今回のようなイベントは、従業員の励みになるので感謝しています」と優勝の喜びを語った。
 この後、2024年1月に行ういちごフェア向けのスペシャルケーキを披露。こぼれんばかりのいちごで彩られた『あふれるベリーケーキ』は、同選手権で上位にランクインした貴重なプレミアムいちご(あまりん、古都華、まりひめ)を贅沢に使用。『いちごファーム』は同社伝統のショートケーキの上に、プレミアムいちご(前出)をのせ、チョコクリームとチョコクラムをあしらって土手を作り、いちご畑を再現した。
 続いて行われた懇親会では、同社社員の取材による各農園についてのスライドを用いて、取り組みなどが紹介された。
コロンバン100周年スペシャルイヤーでもある来年も、同様のコンテストの実施を予定している。

■第2回「お客様が選ぶ!!全国いちご選手権」結果

優勝 埼玉県産「あまりん」 ただかね農園
準優勝 奈良県産「古都華」 萩原いちご農園
3位 和歌山県産「まりひめ」 NOPPY農園
入賞 岐阜県産「美人姫」 奥田農園
徳島県産「さくらももいちご」 JA徳島市佐那河内ももいちご部会
栃木県産「スカイベリー」 深谷農園
埼玉県産「かおりん」 ただかね農園

2023-06-12

FOODEX JAPAN 2023 東京ビッグサイトにて開催

 アジア最大級の国際食品・飲料展として1976年より毎年開催されているFOODEX JAPAN2023が、東京ビッグサイトを会場に、2023年3月7日(火)~10日(金)の日程で行われた。
 世界60ヵ国・地域から食品・飲料メーカー・商社ら2,562社/3,144ブース(国内976社/1,176ブース、海外1,586社/1,968ブース)が出展し、天候にも恵まれ4日間で73,789人の来場者があった。新型コロナの感染が一服したこともあり、海外からの来場者も数多く訪れた。
 来年も同じく東京ビッグサイトにて、2024年3月5日(火)~8日(金)の開催を予定している。

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■展示会より

オーストリアパビリオン
ウイスキーの製造過程で使われることで有名なピートは、数万年かけて水草や野草が発酵・熟成したもので泥炭と呼ばれる泥状の炭。
ピートから有効成分を抽出しマイクロパウダー化することに成功し、食用としての摂取が可能となった「AHEエキストラクト・ピート・パウダー」は、フミン酸、フルボ酸、鉄分等を多く含むスーパーフードとして抗酸化作用や抗炎症作用等が見込まれる注目の新素材。
このピートを取り扱うテラウスジャパン㈱は、ピートを体感できるショールーム兼レストランを銀座に開業している。

問合せ:テラウスジャパン㈱ contact@tellus-japan.com

ハワイ州パビリオン
 1901年にジェームズ・ ドールによって設立されたドール・フード・カンパニーのパイナップル栽培および加工事業は、オアフ島ノースショアでスタート。そのワイアルアのサトウキビプランテーションが1996年に閉鎖したことに伴い、付加価値の高い作物を持続的に育てるべくコーヒー豆とカカオの生育を手掛け、「ワイアルア・エステート」ブランドでコーヒーとチョコレートを販売している。米国最大のカカオプランテーションであり、ビーントゥバーチョコレートとして、土産物にも向く小売だけでなく業務用も販売している。

問合せ:Dole food Campany Hawaii 担当/Michelle Yamaguschi
    e-mail/michelle.yamaguchi@dole.com

オランダパビリオン
 Violife(ビオライフ)は、世界有数の一般消費者向けプラントベースフード企業であるアップフィールド社が展開する、プラントベースチーズ(植物性チーズ)のリーディングブランド。同社がオランダの企業であることから、オランダブースにてパートナーとして同ブランドを展開する当工業会賛助会員の株式会社J-オイルミルズがビオライフの植物性チーズを訴求。試食では、カットしたもので味を試してもらう他、クリームタイプ「植物生まれのクリーミィー」を使用したティラミスを配布した。

問合せ:㈱J-オイルミルズ お客様相談室 TEL/0120-936734
受付時間/平日の午前10時~午後0時30分、午後1時30分~午後4時(土・日・祝日・休業日を除く)
問合せフォーム/https://faq-j-oil.dga.jp/form/contact.html

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2023-05-08

MOBAC SHOW 2023
幕張メッセにて開催される

 日本製パン製菓機械工業会(増田文治理事長)は、2月28日(火)~3月3日(金)の4日間、千葉県の幕張メッセ・国際展示場(4・5・6・7・8ホール)にて第28回 国際製パン製菓関連産業展(MOBAC SHOW 2023)を開催した。
 “考えよう! 地球の未来と食の未来!”を開催テーマに、239社の企業や団体による製菓・製パン機械をはじめとして1,494小間のブースが展示され、4日間合計で33,855名(内 海外1,574人)の来場者が訪れた。
 会場では、様々なイベントが催され、洋菓子イベントコーナーでは、フランス伝統菓子の魅力と文化を伝える「クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ」の実演・トークショー、フランス菓子を愛し、テーマに掲げる次世代シェフの会「セルクル・デ・シェフ」によるデモンストレーション、そして一般社団法人レ・ザミ・ドゥ・キュルノンスキー・インターナショナルが主催する「トロフェ・ドゥ・キュルノンスキー2023」が行われ、大勢の観客でにぎわった。
 次回、29回目となる同展は2025年に大阪での開催を予定している。

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4年ぶりに幕張メッセで行われた展示の様子

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ワールドチョコレートマスターズの話を聞こうと大勢集まった

■MOBAC SHOWブースより
 日仏商事㈱のブースでは、2月28日(火)と3月1日(水)にワールド チョコレート マスターズ日本代表選手 和泉光一(アステリスク)・田中二朗(CALVA)両シェフによるスペシャルトークショーを行った。田中シェフがワールドチョコレートマスターズ(以下、WCM)へ参加したきっかけから、2022年10月に行われた大会を振り返るとともに、与えられたテーマ「#TMRW(トゥモロー)_TASTES_LOOKS_FEELS_LIKE」においてチョコレートができることは何かと熟考し、3つのカテゴリーで最高評価を受けるに至った軌跡について語った。また、過去の出場選手で大会サポート組織であるWCM日本実行委員会を立ち上げ代表に就任した和泉シェフは、WCMの成り立ちから第1回大会においての貴重なエピソードを紹介し、コンクールが進化し立派な大会になっていると述べた。次の大会へ出場する選手へのメッセージとして田中氏は、「技術を競う時代は終わっていると思っており、チョコレートを通してどのように社会貢献ができるかについて伝えたい思いや理念を発信して欲しい。また、味覚課題は絶対に美味しくないといけない」、和泉氏は「世界の抱える問題・課題が反映されたテーマになるので、ワールドワイドな視野を持ち、自分のストーリーとして伝えていくことが必要」と語った。

■洋菓子イベントコーナー
クラブ・ドゥ・ラ・ガレット・デ・ロワ(永井紀之会長)は、2月28日、3月1日にて、クラブの理事によるデモンストレーションを開催した。
両日ともイベントブースには沢山の来場者が訪れ、クラブ会員が作製した香り豊かなガレット・デ・ロワやフランス伝統菓子・地方菓子の展示に目を輝かせながら、デモンストレーションにも熱心に聞き入っている姿が印象的だった。シェフ達も自らの想いや仕事への姿勢、修行時の体験談なども織り交ぜながらデモンストレーションを展開し、盛況の内に終了した。

●デモンストレーション参加シェフ(敬称略)および菓子名
2月28日
三鶴康友(フランス菓子トワグリュ):トロペジェンヌ
伊藤文明(メゾンドゥース): ガレット・デ・ロワ
捧雄介(パティスリーユウササゲ):ガトーブルトン アグリュウム
永井紀之(ノリエット);クレームダンジュ

3月1日
寺井則彦(エーグルドゥース):タルトタタン
フレデリック・マドレーヌ(ル・ポミエ):ガトー・ド・リオレ
濱田舟志(菓子工房グリューネベルク):ガレット・デ・ロワ プラリネ
石井亮(パティスリービガロー):ガトーバスク

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デモンストレーションの様子、ガレット・デ・ロワの展示、フランス伝統菓子・地方菓子の展示

2023-05-08

モンテール
スーパー・コンビニスイーツ白書 2023を発表

 当工業会組居合員の株式会社モンテール(鈴木徹哉代表取締役社長/埼玉県八潮市)は、2007年より毎年行っている「スーパー・コンビニエンスストア(以下コンビニ)の洋生菓子(以下スイーツ)」に関する経年変化をまとめた調査に加え、意識や傾向が注目される「Z世代」をはじめ、時代背景とともに区切った世代ごとに、スイーツの楽しみ方に違いがあるかを調査・分析し、「スイーツ」に関する意識や嗜好などをまとめた「スーパー・コンビニ スイーツ白書 2023」を作成した。同社では、3月12日「スイーツの日」に合わせて報道関係者に結果を発表した。
 「スーパー・コンビニ」でよく購入するスイーツは、「シュークリーム」(70.3%)が16年連続で人気スイーツランキング1位を獲得。2位「プリン」(48.2%)も16年連続となり、不動の人気を誇る2大スイーツであるといえる結果となった。
 世代別調査では、多少価格が高くても「Z世代」は「映え」、「セカンドライフ世代」は「ブランド」を重視するなどの結果が出た。また、世代別甘さやフレーバーの好みにおいては、世代の特徴が出る結果となった。
 詳細については、同社のホームページにて公開している。

◆モンテール https://www.monteur.co.jp/

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2023-05-08

ミヨシ油脂 65~79歳のパン購買・喫食実態調査を実施
~7割以上がスーパーマーケットでパンを購入/アクティブシニアが本当に食べたいのはどんなパン?~

 当工業会賛助会員のミヨシ油脂株式会社(三木逸郎代表取締役社長兼CEO/東京都葛飾区)は、 昨年9月23日~27日に、全国に居住する65~79歳の525名を対象に、パン購買・喫食実態に関する調査を実施。 この調査結果を、これからの製パン・製菓に役立つ情報とレシピを発信する同社のWebサイト『ベーキングスタジオ』で今年2月21日から公開している。
 『ベーキングスタジオ』では、65~79歳のパンに関する嗜好や好まれるパンの実態を明らかにするとともに、 調査結果を踏まえたミヨシ油脂オリジナルレシピを紹介、 専用フォームからダウンロードもできる。

■サマリー『65~79歳のパン購買・喫食実態に関する調査』
1) 購入チャネルは7割以上がスーパーマーケット
2) 4割以上が週に2回以上パンを購入
3) 普段買うパンの改善点として、具材の量やサイズのボリュームアップを多く求めている 
調査対象 : 全国に居住する65~79歳(男性:女性=300:225)
調査方法 : ゆこゆこホールディングス(株)の会員を対象にしたWebアンケート
有効回答数 : 525
※本調査では、ミヨシ油脂が65~79歳向けのパンを検討するにあたり、よく食べられている食パンを調査対象から除いている。

■ベーキングスタジオURL:https://mmp.miyoshi-yushi.co.jp/baking-studio/

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