UP

製菓ゼミナールの Recipe

Recipe Topに戻る

レシピ

Confectionery
Technological
Seminar

リムヴェール コウジタカヤマ / 髙山 浩二 シェフ

カモミール・フレーズ

φ5.5×h4.5cmのセルクル


カモミール・ムースにイチゴのコンポートとジュレを合わせたセンターを仕込んだプティ・ガトー。「子供が食べることを考えアルコールの使用を控えるパティスリーも多いですが、私は香りを出したいときなどに多めに入れています。イチゴのコンフィチュールはティラミスなどに使うほか、かき氷やパフェのソースにもなり、多めに作っておくと重宝します」。

髙山 浩二 シェフのもう一つのレシピを見る >

◆ ビスキュイ・ジョコンド

60×40cmのテン板 2枚分

<A>
T.P.T・・・・・600g
全卵・・・・・210g
卵黄・・・・・120g
<B>
卵白・・・・・300g
グラニュー糖・・・・・60g
薄力粉*1・・・・・99g

  1. <A>の材料を合わせ、ビーターで混ぜる。
  2. <B>の材料でメレンゲを作る。
  3. [1]に[2]を加えて混ぜる。
  4. 薄力粉を加えて混ぜる。
  5. テン板に流して(1枚につき650g)、平らにのす。上火200℃/下火200℃のオーブンで約10分間焼成する。
  6. 粗熱を取り、φ5.5×h4.5cmのセルクルで抜く。
 

◆ 苺のコンポート

フレーズ(冷凍/ホール)*2・・・・・1000g
グラニュー糖・・・・・500g
フレーズ・リキュール*3・・・・・50g

写真1
  1. 半解凍したフレーズとグラニュー糖を合わせ、火にかけて沸かす。
  2. フレーズ・リキュールを加える。落としラップをして冷蔵庫でひと晩休ませる(写真1)。
 

◆ ジュレ・フレーズ

イチゴ・ピューレ(加糖10%)*4・・・・・250g
グラニュー糖・・・・・180g
板ゼラチン*5・・・・・10g
フレーズ・リキュール*3・・・・・50g

写真2
  1. イチゴ・ピューレとグラニュー糖を合わせて沸かす。
  2. [1]がひと煮立ちしたらゼラチンを加える。
  3. リキュールを加える。
  4. φ4×h2cmのフレキシパンに苺のコンポート(上記参照/1個につき12g)、ジュレ・フレーズ(1個につき15g)の順に入れる(写真2)。冷凍庫で冷やし固める。
 

◆ カモミール・ムース

生クリーム(35%)*6・・・・・416g
カモミール(茶葉)・・・・・20g
ハチミツ(レンゲ)・・・・・80g
板ゼラチン*5・・・・・16g
クーベルチュール・ホワイト*7・・・・・340g
生クリーム(35%)*6・・・・・800g

写真3
写真4
  1. 生クリームとカモミールを合わせ、3分間煮出す。茶葉を漉す(写真3)。※漉して減った分の生クリームを足す。
  2. [1]にハチミツを加えて沸かし、ゼラチンを加える。
  3. [2]をクーベルチュールに加え、乳化させる。
  4. 六分立てにした生クリームを合わせる。
  5. セルクルに絞り、コンポート・苺とジュレ・フレーズを固めたセンターを押し込む(写真4)。カモミール・ムースを絞り、ビスキュイ・ジョコンドでふたをする。
  6. 冷凍庫で冷やし固める。
 

◆ 組み立て・仕上げ

イチゴ(ホール)※、ナパージュ・ヌートル、デコール・ショコラ
※ヘタを取り、8mm厚にスライスしたもの。

  1. カミモール・ムースを型からはずす。
  2. スライスしたイチゴを飾り、ナパージュ・ヌートルを絞る。デコール・ショコラを飾る。
 

◆ 使用材料

*1「バイオレット」〈日清製粉㈱〉。
*2「冷凍フルーツホール ストロベリー」〈ラ・フルティエール〉。
*3「フレーズ・デ・ボワ 18°」〈ドルフィ/ドーバー洋酒貿易㈱〉。
*4「冷凍フルーツピューレ ストロベリー」〈ラ・フルティエール〉。
*5「ゼラチンリーフ400」〈ジェリフ/池伝㈱〉。
*6「フレッシュクリーム35%」〈中沢乳業㈱〉。
*7「ブランセレクシオンCT」〈ピュラトス〉。
 

月刊誌 世界の菓子PCGでは、「製菓技術ゼミナール」で取り上げた製菓を、豊富なプロセス写真と丁寧な解説で紹介しています。

PCGページ
レシピページ
書籍販売ページ
sigep
sigep
grandpatissier
cakechef
boulanchef
cakepia