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専修学校日本菓子専門学校 / 猪田 博 シェフ

Pflaumenkuchen

プフラウメンクーヘン

φ20×h4.5cmのマンケ型 約4台分


ドイツのクヴァルク(フレッシュチーズの一種)とプラムを使った伝統的な焼き菓子。クヴァルクは、日本の大手メーカーでは現在製造されていないため、水分を抜いたフロマージュブランで代用した。今回は冷凍プルーンを使ったが、旬の秋にはフレッシュなものを使うとジューシーさが楽しめる。

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◆ ミュルプタイク(サブレ生地)

バター・・・・・400g
粉糖・・・・・200g
塩・・・・・適量
卵黄・・・・・60g
薄力粉・・・・・480g
ノワゼット・プードル・・・・・120g

  1. クリーム状にしたバター、粉糖、塩をすり合わせ、卵黄を加えて混ぜる。
  2. ふるった薄力粉、ノワゼット・プードルを順に加え、ひとまとめにして冷蔵庫で休ませる。
 

◆ シュトロイゼルタイク

バター・・・・・150g
粉糖・・・・・75g
塩・・・・・適量
薄力粉・・・・・225g

  1. クリーム状にしたバター、粉糖、塩をすり合わせる。
  2. ふるった薄力粉を加え、すり合わせるようにして シュトロイゼルを作る。
  3. 使用するまで冷凍庫で冷やしておく。
 

◆ クヴァルク・クレーム

クヴァルク*1・・・・・1200g
*1フロマージュブラン1500g(水分を20%取り除いたもの)で代用。
レモン果皮(すりおろし)・・・・・1個分
<A>
グラニュー糖・・・・・400g
全卵・・・・・400g
小麦粉デンプン・・・・・96g
レモン果汁・・・・・1個分
バニラビーンズ・・・・・1/2本

  1. 冷やしたクヴァルクにレモン果皮を加えてすり混ぜる。
  2. <A>の材料を順に加え、なめらかな状態になるまで混ぜる。
 

◆ その他の材料

プルーン(冷凍/半割)・・・・・1000g

  1. さらに半割にしておく。
 

◆ 組み立て・焼成・仕上げ

写真1
写真2
写真3
  1. ミュルプタイクを4mm厚にのし、型に敷き込む。上から5mmのところで側面をカットする。(写真1)
  2. クヴァルク・クレームを入れ(1台につき約300g)、プルーンを並べる。再度クヴァルク・クレームを入れ(1台につき約230g)、プルーンを並べる。
    ※クレームは表面をならして、縁まですり上げておくこと。(写真2)
  3. 表面にシュトロイゼルタイク(1台につき100~110g)をのせる。(写真3)
  4. 170℃のオープンで約1時間焼成する。途中30分後位で下火を落とす。
  5. さましてから粉糖(配合外)をふる。
 

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