UP

製菓ゼミナールの Recipe

Recipe Topに戻る

レシピ

Confectionery
Technological
Seminar

ロンポワン / 田中丸博文 シェフ

Bonbons au chocolat 「Lavande」

ボンボン・ショコラ「ラベンダー」

28.5×28.5cm 1台分


前職でハチミツを取り扱うクインビーガーデンにおり、ラベンダーのハチミツの味わいを活かすために開発したボンボンショコラ。「そのままでは日本人向けでなく、香りの近いローズマリーを加えるなどバランスを見て調合しています」と田中丸シェフ。最初にラベンダーの強い香りが来て、次にローズマリーの爽やかな香り、最後にラベンダーのハチミツの甘さが来ることで、爽やかなラベンダーをより感じられる。

田中丸博文 シェフのもう一つのレシピを見る >

◆ センター

<A>
クーベルチュール・スイート*1・・・・・84g
クーベルチュール・スイート*2・・・・・193.8g
カカオ・プードル*3・・・・・29.4g
アンフュゼ・クリーム(下記参照)・・・・・221.4g
<A>
ハチミツ(ラベンダー)*4・・・・・40.8g
ソルビトール・・・・・17.4g
バター*5・・・・・6g
ジン*6・・・・・7.2g

  1. aの材料をボウルに入れて湯煎する。アンフュゼ・クリームに加えて混ぜる。
  2. 合わせたbの材料にバターを加える。
  3. ①に、②とジンを合わせる。
  4. 型に流してならす。室温で1日置いて固める。
 

◆ アンフュゼ・クリーム

牛乳*7・・・・・125g
生クリーム(34%)*8・・・・・250g
ドライラベンダー・・・・・0.75g
ローズマリー(フレッシュ)・・・・・4.45g
オレンジゼスト・・・・・適量

  1. 牛乳、生クリームを手鍋に入れて火を加える。
  2. 残りの材料を加える。
  3. 沸いたらラップをかけて、約10分間アンフュゼする。※パッセしてから使用する。
 

◆ エンロービング(基本配合)

クーベルチュール・スイート*1・・・・・1000g
クーベルチュール・スイート*9・・・・・500g
クーベルチュール・スイート*10・・・・・500g
カカオバター*11・・・・・60g

  1. テンパリングを取って合わせる。
 

◆ 色素

  1. 青、赤、白を1:1:1で配合。
 

◆ 組み立て・仕上げ

  1. 固まったセンターにエンロービングのチョコレートをかけて薄くのばす(写真)。常温で固める。
  2. ①の固まった面を下にして、ギターカッターにセットする。上面にエンロービングのチョコレートをかけて、薄くのばす。
  3. ギターカッターでカットする。
  4. エンロービングのチョコレートにトランペし、ドライヤーで乾かす。
  5. 色素で線状の模様を入れる。
 

◆ 使用材料

*1「エクアトリアール・ノワール 55%」〈ヴァローナ〉。
*2「アルパコ 66%」〈ヴァローナ〉。
*3「NKガーナココアバター」〈日新化工㈱〉。
*4「ハチミツ(ラベンダー)」〈アピディス/日仏商事㈱〉。
*5「北海道凍結バター〈タカナシ販売㈱〉。
*6「ザ・ボタニスト ジン 60°」〈レミーコアントロー/日仏商事㈱〉。
*7「タカナシ牛乳3.6」〈タカナシ販売㈱〉。
*8「クレメッツァ34」〈中沢乳業㈱〉。
*9「スアヴェ 65%」〈CACAO HUNTERS JAPAN㈱〉。
*10「サンドマング70%」〈カカオバリー/日仏商事㈱〉。
*11「ローカカオバター」〈パカリ/㈱カリフ・ジャポン〉。
 

月刊誌 世界の菓子PCGでは、「製菓技術ゼミナール」で取り上げた製菓を、豊富なプロセス写真と丁寧な解説で紹介しています。

PCGページ
レシピページ
書籍販売ページ
sigep
sigep
grandpatissier
cakechef
boulanchef
cakepia