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コンフェクト-コンセプト / 遠藤淳史 シェフ

Palet Breton Chocolat

パレ・ブルトンヌ・ショコラ

φ約5cm 約24個分


「バレンタイン向けの商品として考えた」という焼き菓子。チュイル・トフィーはグラニュー糖を多めに使い、溶け切らないよう低温で焼くことで、フロランタンのようにカリッとした食感ではなく、シャリ感を出している。「サブレは口溶けのもろさを出すため、つなぎを卵白ではなく牛乳にしています」。サブレのグラニュー糖を粉糖に変えると、さらに軽い口当たりになる。

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◆ サブレ・ブルトンヌ・ショコラ

バター*1・・・・・150g
グラニュー糖・・・・・67.5g
牛乳*2・・・・・6g
塩・・・・・1.5g
クーベルチュール・スイート*3・・・・・37.5g
<A>
アマンド・プードル*4・・・・・90g
シナモンパウダー・・・・・1.5g
薄力粉*5・・・・・150g

写真1
  1. 室温に戻したバターに、グラニュー糖をすり混ぜる。
  2. 塩を溶かしこんだ牛乳を加える。少しミキサーで泡立てて、軽さを出す。
  3. 溶かしたクーベルチュールを加え、均一になるよう混ぜる。
  4. <A>の粉類を[3]に加え、粉気がなくなるまで切り混ぜる(写真1)。5mm厚に伸ばして冷蔵庫で締める。
  5. φ4cmの抜き型で抜く。ベーキングシートに並べ、135℃のコンベクションオーブンで約18分焼成する。焼成後は粗熱を取り休ませる。
 

◆ チュイル・トフィー

<A>
グラニュー糖・・・・・210g
コーンスターチ・・・・・2.4g
塩・・・・・1.5g
LMペクチン*6・・・・・1.5g
<B>
バター*1・・・・・81g
バニラペースト*7・・・・・1.5g
はちみつ・・・・・30g
クーベルチュール・スイート*3・・・・・12g

写真2
写真3
  1. <A>の材料を混ぜ合わせる。
  2. <B>の材料を鍋に入れ弱火で溶かす。バターが溶けたら[1]を混ぜ乳化させる。冷ます。
  3. ベーキングペーパーの上に伸ばし、バールで2.5mm厚に成形する。冷蔵庫で冷やし固める。
  4. φ4cmのセルクルで抜き、φ5cmのフレキシパンに入れる(写真2)。150℃のコンベクションオーブンで約8分間焼成する。
  5. チュイルが溶けてきたらサブレ・ブルトンヌ・ショコラ(上記参照/写真3)を乗せ、さらに3~4分間焼成する。
  6. 焼成後、粗熱を取り、型からはずす。余分な油をふき取る。
 

◆ トランペ用チョコレート

クーベルチュール・スイート*3・・・・・600g
クーベルチュール・ミルク*8・・・・・150g

写真4
  1. クーベルチュール・スイートを溶かし、同ミルクを加えて自然に溶かす。
  2. 冷ましておいたサブレ+チュイルをトランペ(写真4)し、結晶化させる。
 

◆ 使用材料

*1「よつ葉ポンドバター(食塩不使用)」〈よつ葉乳業㈱〉。
*2「MILK成分無調整」〈中沢乳業㈱〉。
*3「ギマラス66%」〈ディーエルエーナチュラルズ/日仏商事㈱〉。
*4「アーモンドパウダー」〈DI/池伝㈱〉。
*5「セルバッジオジャポネーゼ」〈日清製粉㈱〉。
*6「OG 505 S」〈㈱アイコク〉。
*7「J-forteバニーユ」〈㈱ナリヅカコーポレーション〉。
*8「サオパルメ 36%」〈フェルクリン/DKSHジャパン㈱〉。
 

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