UP

製菓ゼミナールの Recipe

Recipe Topに戻る

レシピ

Confectionery
Technological
Seminar

ガトー・ド・ボワ / 林 雅彦 シェフ

Marguerite C.P.

マルグリット・セー・ぺー

φ16×h2cmのタルトリング 約3台分


トラディショナルなお菓子を現代風にアレンジしたものです。マーガレットの花のイメージで、ココナッツ(C)とパッション(P)を合わせ、夏らしい柑橘系のアントルメに仕上げました。パッションフルーツのメレンゲのクリームのような味わい、食感、香りを楽しんで欲しいと思います。ピューレを変えることでさまざまなバリエーションができます。

林 雅彦 シェフのもう一つのレシピを見る >

◆ サブレ・ブルトンヌ

発酵バター・・・・・450g
粉糖・・・・・220g
卵黄・・・・・100g
<A>
アマンド・プードル・・・・・90g
薄力粉・・・・・360g
塩・・・・・12g
トレハロース・・・・・50g

  1. 固めのポマード状にした発酵バターに粉糖を加えて混ぜ、さらに卵黄を混ぜ合わせる。
  2. [1]に<A>の材料を加え、コシを出さないように混ぜ合わせる。冷蔵庫でひと晩寝かせる。
 

◆ クレーム・ダマンド・ココ

<A>
アマンド・プードル・・・・・125g
ココナッツ・ファイン・・・・・125g
粉糖・・・・・260g
薄力粉・・・・・75g
全卵・・・・・150g
発酵バター・・・・・200g
クレーム・パティシエール・・・・・200g

  1. 一緒にふるった<A>の材料に全卵を加えて混ぜ、生地を作る。ポマード状にした発酵バターを加えて混ぜ合わせる。
  2. [1]にクレーム・パティシエールを加えて混ぜ合わせ、冷蔵庫でひと晩寝かせる。
 

◆ コンポート・グリオット

グラニュー糖・・・・・250g
水・・・・・・・・250g
グリオットホール(冷凍)・・・・・330g
キルシュワッサー・・・・・17g

  1. グラニュー糖と水でシロップを作る。グリオットにシロップを注ぎ入れ、キルシュを加える。冷蔵庫で2日間位寝かせる。
 

◆ ムラング・イタリエンヌ・パッション

<A>
パッションフルーツ・ピューレ・・・・・140g
グラニュー糖・・・・・138g
トレハロース・・・・・72g
水・・・・・24g
<A>
卵白・・・・・・150g
グラニュー糖・・・・・30g

  1. <A>の材料でシロップを作る(煮詰め温度115℃)。
  2. <B>の材料で七~八分立てのメレンゲを作る。
  3. [2]に[1]を加えてミキサーにかけ、最高速で混ぜる。粗熱が取れてきたら、中速に下げてさます。
 

◆ クリスタル・アナナス

(約30枚分)

<A>
トレハロース・・・・・・・・330g
水・・・・・500g
ゴールデンパイナップル(生/スライス)・・・・・500g

  1. <A>の材料でシロップを作り、さましておく。
  2. [1]にパイナップル(0.5mm厚)を浸す。真空パックにして、冷蔵庫でひと晩寝かせる。
  3. [2]をシルパットに並べて、80℃のオーブンで乾燥焼きにする。
 

◆ 焼成・仕上げ

ブルーベリー
フランボワーズ
金箔
セルフィーユ

写真1
写真2
  1. 5mm厚にのしたサブレ・ブルトンヌをタルトリングに敷く。
  2. [1]にクレーム・ダマンド・ココを絞り、コンポート・グリオットを17~18粒並べる。(写真1)上下180℃のオーブンで45分間焼成する。
  3. [2]にムラング・イタリエンヌ・パッションをサントノーレの口金(30番)で絞る。
    (写真2)
  4. [3]の表面にバーナーで焼き色を付け、粉糖をかける。
  5. クリスタル・アナナス、仕上げ材料を飾る。
 

月刊誌 世界の菓子PCGでは、「製菓技術ゼミナール」で取り上げた製菓を、豊富なプロセス写真と丁寧な解説で紹介しています。

PCGページ
レシピページ
書籍販売ページ
sigep
sigep
grandpatissier
cakepia