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クラブ・サブルーズ / 塩川 康夫 シェフ

Makronli Stengel

マクロンリー・スティンゲル

φ7cmの菊型 約60~70枚分


オーストリア・リンツ発祥である「リンツァートルテ」を小菓子に仕立てたもの。シナモンを加えた生地にはラム酒を加え、より深みのある味わいを出した。リンツ生地は焼成時の伸び縮みを防ぐため、1日寝かせてから型抜きするのが良い。コンフィチュールの酸味はクエン酸で調整。

塩川 康夫 シェフのもう一つのレシピを見る >

◆ パート・リンツ

発酵バター*1・・・・・840g
<A>
薄力粉*2・・・・・900g
シナモン(粉末)・・・・・36g
B.P.・・・・・3g
<B>
アマンド・プードル*3・・・・・150g
粉糖・・・・・150g
<C>
卵黄・・・・・180g
ラム酒*4・・・・・50g
塩・・・・・3g

  1. 細かくカットしたバターに、ふるったaの粉類を加えてサブラージュする。
  2. <B>の材料を加えてさっくりと合わせる。
  3. <C>の材料を加えて混ぜ、ひとまとめにする。
  4. 3mm厚にのして1日寝かせる。型で抜く。
 

◆ マクロンリー・マッセ

<A>
卵白・・・・・480g
グラニュー糖・・・・・960g
ノワゼット・プードル*5・・・・・960g
粉糖・・・・・960g

  1. <A>の材料でメレンゲを作る。
  2. ノワゼット・プードル、粉糖を混ぜ合わせる。
 

◆ コンフィチュール・ド・フランボワーズ

フランボワーズ・ピューレ・・・・・1000g
<A>
グラニュー糖・・・・・800g
HMペクチン*6・・・・・8g
クエン酸・・・・・10g

  1. フランボワーズ・ピューレに<A>の材料を加え、105℃まで煮詰める。クエン酸を加える。
 

◆ 組み立て・焼成

 
  1. テン板にパート・リンツを並べ、その縁にマクロンリー・マッセを星口金で絞る。(写真)
  2. 170℃のオーブンで約20分間焼成する。
  3. 焼成後、中央にコンフィチュール・ド・フランボワーズを絞る。
 

◆ 使用材料

*1「明治 発酵バター」〈(株)明治〉
*2「グーテリエール」〈日本製粉(株)〉
*3「スペイン産アマンド・プードル(マルコナ種/細挽き)」〈(株)イスパニア〉
*4「ネプチューン ラム・ダーク」〈合同酒精(株)〉
*5「スペイン産ノワゼット・プードル(粗挽(株))」〈㈱イスパニア〉
*6「PG 879 S」〈㈱アイコク〉
 

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