UP

製菓ゼミナールの Recipe

Recipe Topに戻る

レシピ

Confectionery
Technological
Seminar

日本菓子専門学校 / 平岡 強 シェフ

Galette a l'orange

ガレット・ア・ロランジュ

φ5cmのセルクル 約6台分


バジルとミントの葉を入れた生地に、フレッシュのオレンジをたっぷりのせた、生菓子のように華やかなガレット。ナパージュにもフレッシュの葉を使い、香りが際立つようにしました。2種類をブレンドした小麦粉のうち、「アモーレ」は粒子がやや粗くさっくりした食感に焼き上がるため、ガレットのような生地によく合います。

平岡 強 シェフのもう一つのレシピを見る >

◆ パータ・ガレット

発酵バター・・・・・600g
粉糖・・・・・300g
塩・・・・・3g
卵黄・・・・・120g
バジル(生)・・・・・6g
ミント(生)・・・・・2g
<A>
薄力粉「宝笠」・・・・・330g
薄力粉「アモーレ」・・・・・120g
アマンド・プードル・・・・・120g
B.P.・・・・・6g

 
  1. 柔らかくした発酵バターに、粉糖と塩、卵黄を加えて混ぜる。
  2. [1]に、刻んだバジルとミントの葉を加えて混ぜる。
  3. [2]に、一緒にふるった<A>の粉類を加えて合わせる。
  4. 裏返したテン板の上に枠(1×1cm)を置いて[3]を広げ、紙をのせて軽く押さえる。上からメン棒でのし、冷やし固める。
  5. φ15cmに抜き、塗り卵(配合外)をして(写真)セルクルにはめる。170℃のオーブンで約25分間焼成する。
 

◆ クレーム・ドランジュ

卵黄・・・・・120g
グラニュー糖・・・・・105g
オレンジ果汁・・・・・400g
薄力粉・・・・・45g
バター・・・・・60g
オレンジキュラソー・・・・・30g

  1. 卵黄とグラニュー糖を合わせてすり混ぜる。
  2. [1]に、温めておいたオレンジ果汁を加えて混ぜる。シノワで漉し、火にかけて薄力粉を加え、クレーム・アングレーズの要領で炊く。
  3. バットに広げてラップをかけ、冷蔵する。
  4. [3]に溶かしバターを加えて混ぜ、最後にオレンジキュラソーを加える。
 

◆ ナパージュ

ナパージュ・ヌートル・・・・・350g
ミネラルウォーター・・・・・50g
バジル(生)・・・・・8枚
ミント(生)・・・・・2枚

  1. 鍋にナパージュ・ヌートルを入れて火にかけ、ミネラルウォーターを加えてのばす。
  2. [1]に刻んだバジルとミントを加える。
 

◆ 組み立て・仕上げ

オレンジ(ひと房ずつ皮をむき、半分をグレナデンシロップで着色する)
ナパージュ
フランボワーズ
セルフィーユ
ホワイトチョコレート

 
  1. 焼き上げたガレットの上にクレーム・ドランジュを絞る(写真)。
  2. [1]の上に2色のオレンジをのせ、ナパージュを塗る。フランボワーズ、セルフィーユ、ホワイトチョコレートを飾る。
 

月刊誌 世界の菓子PCGでは、「製菓技術ゼミナール」で取り上げた製菓を、豊富なプロセス写真と丁寧な解説で紹介しています。

PCGページ
レシピページ
書籍販売ページ
sigep
sigep
grandpatissier
cakechef
boulanchef
cakepia