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ノイエス / 野澤 孝彦 シェフ

Altwienernuss

アルトヴィーナーヌス

6.2×3.3×h3cmのオーバル型セルクル 約25個分


アルト=古い、ヴィーナー=ウィーンの、ヌス=ナッツ、という意味。「今ではウィーンでもほとんど見かけなくなってしまいました。仕事は地味だけれど、ナッツの旨味が凝縮されて、大好きなお菓子です」と野澤シェフ。冷蔵庫に入れて数日間置くと歯切れが良くなる。フィリングは冷凍保存が可能で、湯煎で柔らかく戻して仕込むと良い。

野澤 孝彦 シェフのもう一つのレシピを見る >

◆ 生地

パート・シュクレ・・・・・25個

  1. 通常の製法で仕込み、2mm厚にのしてセルクルで抜く。180℃のオーブンで約15分間空焼きする。
 

◆ フィリング

<A>
生クリーム(35%)*1・・・・・100g
ハチミツ(アカシア)*2・・・・・90g
バター*3・・・・・110g
牛乳*4・・・・・25g
グラニュー糖・・・・・170g
バニラ・ペースト*5・・・・・適量
<B>
ノワゼット(スライス/ロースト)*6・・・・・300g
ケーキクラム・・・・・50g
全卵・・・・・1個

 
  1. <A>の材料を合わせ、火にかけてバターを溶かす。
  2. 火から下ろし、表面の泡が落ち着いたら<B>の材料を加える。ノワゼット1枚1枚に液体が染み込むよう、しっかり混ぜる。
  3. ボウルに移し、さらに混ぜながら粗熱を取る。全卵を加えてしっかり混ぜる。(写真)
 

◆ 組み立て・焼成

 
  1. パート・シュクレをセルクルで抜く(焼成で若干膨張するため)。フィリングを上端まで詰める。(写真)
  2. 上火190℃、下火150℃のオーブンで約30分間焼成する。上火を170℃に下げて、約10分間焼成する。
    ※表面がキャラメル色になったら、オーブンから出してさます。焼き過ぎると歯が入らないほど硬くなるので、注意すること。
 

◆ 使用材料

*1「北海道純生クリーム35」〈タカナシ販売(株)〉
*2「あかしあ 純粋蜂蜜」〈藤原養蜂場〉
*3「北海道よつ葉バター(食塩不使用)」〈よつ葉乳業(株)〉
*4「低温殺菌牛乳」〈タカナシ販売(株)〉
*5「マダガスカル ED3」〈エーデルマン/大和貿易(株)〉
*6「ヘーゼルナッツ・スライス(ロースト)」〈(株)タバタ/(株)イワセ・エスタ東京〉
 

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