株式会社うかい（本社：東京都八王子市）の洋菓子店「アトリエうかい」（鈴木滋夫統括製菓長／当工業会組合員）は、 1月15日（金）～2月14日（日）まで、ジェイアール名古屋タカシマヤで開催された『2021 アムール・デュ・ショコラ』に初出店し、ショコラコレクションやフールセック（クッキー詰め合わせ）に加え、ジェイアール名古屋タカシマヤ限定ショコラ商品などを販売した。
アトリエうかいのショコラコレクションは、素材と向き合い丁寧に作ったクッキーを香り高く上質なカカオでアレンジした商品。カカオは100%コロンビア産にこだわり、コロンビア国内で収穫されたカカオ豆のみを使用したシングルオリジンチョコレートを使用。また、自家製のジャムやジャンドゥージャを用いることで、新しくもどこか懐かしい記憶を呼び起こすショコラ商品に仕上げられている。
ジェイアール名古屋タカシマヤ限定商品の「フールセック・ショコラ スペシャリテ」は、アンティーク調のレリーフを立体的に施した愛らしい配色の缶に、個性豊かな8種類のフールセックを詰め合わせたもの。芳醇なバターの味わいを活かしたクッキーと、香り高く上質なショコラのマリアージュが楽しめる。本品は、ジェイアール名古屋タカシマヤオンラインショップでも販売されて好評を博した。

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株式会社テン･スターズ･ダイニングは、11月1日（日）日比谷OKUROJI（オクロジ）に「Patisserie PAROLA（パティスリー･パロラ）」をオープンした。
同店は、フランスのポルニック出身のアレクシ･パロラ氏がシェフを務め、フランスの有名バターメーカー ボルディエ社の発酵バターを使ったカヌレを看板商品としている。パロラ氏の父親が牧場を営んでおり、ボルディエ社の代表と懇意であることから実現に至った。店内に備え付けたオーブンで焼成したカヌレを販売するスタイルで、店内でのイートインも可能。
10席あるカウンターでは、デセールのコースや季節のフルーツとグラスフェッド生クリームを使用したパフェなども楽しむことができる。

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当工業会組合員の株式会社ドンク（中土忠代表取締役社長執行役員／兵庫県神戸市）は、さつま芋スイーツの新ブランド『芋の上松蔵』(いのうえまつぞう）を今年10月から逐次、全国の一部地域で期間限定のポップアップストア（催事出店）として出店している。
『芋の上松蔵』は、スイートポテト専門店「松蔵ポテト」から、昨年新ブランドとして誕生したさつま芋スイーツの専門店。昨年10月に大阪「阪神梅田本店」、11月に「あべのハルカス近鉄本店」に出店したポップアップストアは、70年の歴史を誇る松蔵ポテトの「スイートポテト」と、店内作り立ての新商品「芋けんぴ（甘・塩）」が話題を呼び、連日行列ができる大盛況を収めた。
好評につき今回は、初出店となる兵庫、福岡、和歌山を含めた全5か所で、期間限定のポップアップストアを出店している。

■『芋の上松蔵』ポップアップストアの概要

開催エリア	店舗	期間
兵庫	西宮阪急	10月7日～10月13日
福岡	博多阪急	10月28日～11月3日
和歌山	和歌山近鉄	11月11日～11月17日
愛知	栄三越	11月18日～11月23日
大阪	阪神梅田本店	12月9日～12月15日

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昨年12月、東京・都立大学に高級食パン専門店「ふじ森」を開いて話題となった株式会社ふじ森（藤森もも子代表）が、2店舗目となる『 ル トーキヨーフレンチベーカリー エスプリ』を9月16日（水）にオープンした。
新店舗は、高級スーパーマーケット「ナショナル田園」の敷地内にあり、お客はひっきりなしに来店するという。そんな新店舗について、藤森二郎氏（株式会社ビゴ東京代表）の次女でもある藤森もも子氏にお話を伺った。
7月31日の「エスプリ・ド・ビゴ」の閉店は都市開発によるもので、10年くらい前から決まっていたのですが、その後の事を漠然と考えていた矢先、父の方にナショナル物産さんからお話を頂きました。
都立大の店をオープンする１週間くらい前の事でしたし、何か新しい事を始めるなら、父でなく私、株式会社ふじ森の店として出店したいと提案して話が纏まりました。父は23年前に玉川田園調布に「エスプリ・ド・ビゴ」をオープンし、永年地元のお客様に愛され、育てて頂きましたので、名前は異なっても、その目と鼻の先での出店には本当に喜んでいます。
ふじ森の１店舗目は、印象づけるために、あえて流行の食パン専門店にしました。業界の先輩方から(邪道と)お叱りを受ける事も覚悟の上でしたが、お陰様で広く知って頂く事ができました。
２店舗目の『 ル トーキヨーフレンチベーカリー エスプリ』は、パン屋の娘として育った私が手掛ける本格的なベーカリーです。美味しいパンを提供する事で、食べる人はもちろん、働く人も幸せになれる店にしなければなりません。
なぜなら、ブーランジェの仕事は、肉体的にも時間的にも大変な仕事だからです。そんなパン職人たちの生活をより良くする事、ここで働く人たちに、より良くなったと思って貰える事が、２３年間エスプリ・ド・ビゴで働いてくれた職人たちを預かる者としての使命だと思うのです。
そのためには、労働環境の改善が大きな課題です。「パン屋って、給料が良いらしいね」と言って貰えるようにならないと、この業界はやがて疲弊してしまいます。 受け継ぎたいのは、もちろんパンの美味しさですが、昔ながらの製法では、手間も時間もかかり過ぎます。かつてのビゴさんや父のように、深夜2時から厨房に入るという働き方を今の時代に求めるのは困難ですが、厨房機器の性能はここ20～30年で格段に進歩しているので、そこをバランス良く採り入れて効率を上げて行きたいと考えています。

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■ドンクららぽーと愛知東郷店オリジナル商品の一例

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