All Japan Confectionery Association

協同組合 全日本洋菓子工業会

製菓ゼミナールの Recipe

Recipe Topに戻る

レシピ

Confectionery
Technological
Seminar

パティスリー アノー / 宮下 哲次 シェフ

Tarte au citron vert

タルト・オ・シトロン・ヴェール

φ9㎝の底付きセルクル 約8個分


パート・シュクレにミルクチョコレートクリーム、ライムクリームを重ね、スイス・メレンゲを絞って仕上げました。食べる直前にフレッシュのライムを絞ってから味わうというのは、テキーラを飲む時のスタイルにヒントを得たもの。シンプルな構成ですが、私の店では定番商品のひとつで、ショートケーキと同じような位置付けのお菓子です。

宮下 哲次 シェフのもう一つのレシピを見る >

◆ パート・シュクレ

無塩バター・・・・・150g
有塩バター・・・・・150g
粉糖・・・・・190g
全卵・・・・・100g
<A>
アマンド・プードル・・・・・50g 薄力粉・・・・・500g

  1. 2種類のバターをビーターで混ぜて柔らかくし、粉糖、全卵を加えて混ぜる。合わせてふるった<A>の粉類を加えて混ぜる。
  2. 底付きセルクルに敷き込み、160℃のオーブンで、約20分間空焼きする。
 

◆ クレーム・ショコラ・レ

<A>
生クリーム(35%)・・・・・150g
牛乳・・・・・150g
<B>
グラニュー糖・・・・・25g
冷凍卵黄(20%加糖)・・・・・90g
粉ゼラチン・・・・・3.5g
クーベルチュール・ミルク「ディボ」・・・・・ 200g

  1. 鍋に<A>の材料を入れて沸かす。
  2. <B>の材料をすり混ぜ、[1]の一部を加えて混ぜる。[1]に戻し、5倍量の水(配合外)で戻したゼラチンを加えて混ぜる。
  3. [2]を漉しながら、溶かしたクーベルチュールに加える。
 

◆ クレーム・シトロン・ヴェール

ライム・ピューレ・・・・・500g
<A>
全卵・・・・・420g
グラニュー糖・・・・・285g
発酵バター・・・・・540g

  1. 鍋にライム・ピューレを入れて沸かす。
  2. <A>の材料をすり混ぜ、[1]の一部を加えて混ぜる。[1]に戻し、80℃まで炊く。
  3. [2]に、サイコロ状にカットしてよく冷やしておいた発酵バターを加え、バーミックスで攪拌する。ひと晩置いて状態を安定させる。
 

◆ 組み立て・仕上げ(逆さ仕込み)

写真1
写真2
  1. 空焼きしたパート・シュクレにクレーム・ショコラ・レを絞る。
  2. [1]にクレーム・シトロン・ヴェールを絞る。(写真1)
  3. [2]にスイス・メレンゲ(配合外)をサントノーレの口金(20番)で絞る。(写真2)
  4. [3]の表面をバーナーであぶり、焼き色を付ける。12等分にカットしたライム(配合外)を飾る。
 

UP

月刊誌 世界の菓子PCGでは、「製菓技術ゼミナール」で取り上げた製菓を、豊富なプロセス写真と丁寧な解説で紹介しています。

月刊誌 世界の菓子PCG
について 詳しく見る>

Copyright © 2010 All Japan Confectionery Association All rights reserved.