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コンディトライ ノイエス / 野澤 孝彦 シェフ

Marillen Strudel

マリーレン・シュトゥルーデル

60×40cmのテン板 1枚/約3本分


トルコから伝わったと言われるマリーレン(アプリコット)のシュトゥルーデル。かつて勤めていたウィーンの「ハイナー」で作っていたもので、今回は長野県の契約農家から取り寄せた「幸福丸」という品種を使っています。ハイナーでは、リュバーブやチーズクリーム、挽き肉とジャガイモをベシャメルソースでからめたフィリングを巻いたものも作っていました

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◆ 生地

薄力粉「アンシャンテ」・・・・・150g
強力粉「シェールフランス」・・・・・150g
オリーブ油・・・・・60g
水・・・・・150g
塩・・・・・少量
 

◆ フィリング

<A>
クリームチーズ「リュクス」・・・・・750g/dd>
コーンスターチ・・・・・45g/dd>
粉糖 ・・・・・144g
アプリコット(生/半割り)・・・・・1950g
グラニュー糖・・・・・45g
シナモンパウダー・・・・・9g

  1. ミキサーに<A>の材料を入れて混ぜる。
  2. アンズにグラニュー糖、シナモンを加え、ボウルをふりながら軽く合わせる。
  3. [2]に[1]を加え、手で合わせる。 ※アンズを傷付けないように注意すること。
 

◆ 打ち粉、他

強力粉・・・・・適量
発酵バター・・・・・適量
ジェノワーズ(シート)・・・・・適量
ジェノワーズ・クラム・・・・・適量
 

◆ 作り方

写真1
写真2
  1. ミキサーに生地の材料をすべて入れて混ぜる。
  2. [1]を台にあけて練る。3分割してビニール袋に入れ、室温に置く。
  3. [2]を成形する。まず手の甲を使って薄く伸ばし、(写真1)用意した綿布(120×90cm)と同じ大きさ位まで伸ばしたら布の上に広げる。
    バターを塗り、ジェノワーズ(シート)を1枚のせる。※生地を伸ばす目安は新聞の文字が透けて見える程度。
  4. [3]にフィリング(上記参照)をのせ、(写真2)ジェノワーズ(クラム)を散らす。※チーズが生地に付くのを防ぐため。
  5. 布を使い、生地を手前から奥に巻く。全体を手で押さえて形をととのえる。
  6. バターを塗ったテン板に、生地の底を上にして手前から転がしてのせる。溶かした発酵バターを塗り、再び形をととのえる。
  7. 220~240℃のオーブンで20~30分間焼成する。
 

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